【参議院議員選挙】
自分では一生懸命仕事をしているつもり。地震だって、台風にだって、懸命に対応した。もちろん年金問題だって、できることをしている。一生懸命に仕事をしていれば、みんな認めてくれる。そう思っている。
何か悪いことが起きても、自分の身内はかばう。まるで強い父親を演じるように。そして、ある程度説明すれば、わかってもらえると思っている。
そう、「思われた」のではないか。
周りはどう思っているか。地震だって、台風だって、それらの対応はやって当たり前だと思っている。認めるも何もない。年金問題は、やっていると認めてはもらえなかった。
やって当たり前のことをしていることを、「すごいでしょ...」と、言っている。
そう、「思われた」のではないか。
何もないとき、育ちのよさがある意味強みになる。祖父が総理大臣。父が総理目前に病に倒れた政治家。三代目のプリンス。今風のいい方をすれば、セレブである。でも、ものごとが悪く転がると、何もかも耳障り目障りになる。
苦労知らずのお坊ちゃま。田中真紀子氏の弁ではないが、ボクちゃんなのだ。それがちょっとがんばって、褒めてもらえると思っている。
そう、「思われた」のではないか。それが、鼻についている。
「最高権力者」と自ら言った。いかにもそのとおりだが、日本社会ではそれをいうことは、タブーだということをわかっていない。わかっていないから、なにかの説明をしても、それは上から目線になる。少なくとも、される方はそう感じている。
政治は結果責任。続投を表明したが、やはりダメだろう。
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私の弟、諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ。何故だ!
坊やだからさ。