全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

lame-duck

2007-07-30 19:40:44 | 全英連参加者 2007

【参議院議員選挙】

 選挙が終わり、各夕刊紙には、盛んに「死に体」内閣という言葉が踊った。この言葉(政治用語)を英語ではレームダック・レイムダック(形容詞:lame-duck、足の不自由なアヒル)という。
 最近はある程度この表現が定着してきているが、元々の意味を考えると、放送禁止かもしれない。


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The Emperor's New Clothes

2007-07-30 18:08:05 | 気になる 政治・政治家

【参議院議員選挙】

 「美しい国づくりについては、基本的には国民にもご理解をいただいている。その方向にしっかりと進めることが信頼回復につながる」
 …本当だろうか。

 「大変厳しい状況で、今後は、相当困難な政局運営が待っているが、改革を続行し、国づくりを進めていく。それが私の責任だと改めて決意している」
 …本当だろうか。

 本当の状況が見えない。聞こえない。判らないのではないか。あなたにそれをしてほしいと思っていないかもしれないのだぞ。

 The Emperor's New Clothes
 裸の王様


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Vox Populi, Vox Dei

2007-07-30 05:55:47 | 全英連参加者 2007

【参議院議員選挙】

 自分では一生懸命仕事をしているつもり。地震だって、台風にだって、懸命に対応した。もちろん年金問題だって、できることをしている。一生懸命に仕事をしていれば、みんな認めてくれる。そう思っている。
 何か悪いことが起きても、自分の身内はかばう。まるで強い父親を演じるように。そして、ある程度説明すれば、わかってもらえると思っている。

 そう、「思われた」のではないか。

 周りはどう思っているか。地震だって、台風だって、それらの対応はやって当たり前だと思っている。認めるも何もない。年金問題は、やっていると認めてはもらえなかった。
 やって当たり前のことをしていることを、「すごいでしょ...」と、言っている。

 そう、「思われた」のではないか。

 何もないとき、育ちのよさがある意味強みになる。祖父が総理大臣。父が総理目前に病に倒れた政治家。三代目のプリンス。今風のいい方をすれば、セレブである。でも、ものごとが悪く転がると、何もかも耳障り目障りになる。

 苦労知らずのお坊ちゃま。田中真紀子氏の弁ではないが、ボクちゃんなのだ。それがちょっとがんばって、褒めてもらえると思っている。

 そう、「思われた」のではないか。それが、鼻についている。

 「最高権力者」と自ら言った。いかにもそのとおりだが、日本社会ではそれをいうことは、タブーだということをわかっていない。わかっていないから、なにかの説明をしても、それは上から目線になる。少なくとも、される方はそう感じている。

 政治は結果責任。続投を表明したが、やはりダメだろう。

***** *****

 私の弟、諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ。何故だ!
 坊やだからさ。


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