羽田空港の話しではなく、那覇空港のこと。
30日、沖縄旅行中に沖縄県が制作した広報番組を見た。那覇空港拡張計画についてのものだった。なんでも2015年供用開始(着工ではない)を目指すらしい。準備段階のパブリック・インボルブメントも終わっているようだ。
2015年の供用開始と言ったら、ゆいレールの首里駅~西原IC延伸計画(2017年 or '18年供用開始)よりも先だ。
番組を見て考えた...
新滑走路をどう使うにしても、現在の那覇空港搭乗口は狭すぎる。現在ANAとJALをグループ分けして使っているが、とにかくせまい。滑走路が増え、乗降客をさばこうにも、あのターミナルビルではきびしい。番組によれば、2015年には那覇空港は発着許容レベルを超え(?)、自由にチケットがとれなくなるという。
同空港は、軍民共用空港である。拡張は当然だろう。でも、滑走路を増設するだけでは空港の機能強化には不足なのも事実だ。那覇空港トランジットを別ターミナルビルにするとか、羽田空港のようにエアライン別にビルを分けるとか考えないと、滑走路を拡張したことが活かせない。じゃあ、2本目の滑走路の側に、新ターミナルビルを建設することは可能なのか。仮に可能だとしても、そんなことをしたら、せっかくできたゆいレール那覇空港駅までかなり遠くなる。
ひょっとして、ゆいレールは首里駅から延伸するより、那覇空港駅がゆいレール起点駅でなくなる(駅位置変更・延伸)ほうが先かもしれない。
…そんなことを考えた。