久しぶりにGoogleAlertから、ネアンデルタール人に関するニュースが届いた。
それによれば、ネアンデルタール人の「声」を、米フロリダ・アトランティック大学のロバート・マッカーシー准教授が再現、オハイオ州で開かれていた米国自然人類学会で、公開したとのことだだった。
同准教授はフランスで見つかった約5万年前の化石を基に、コンピューターで音声を合成。その「声」は、カエルの鳴き声ともヒトのげっぷとも聞こえる、奇妙とも思える単音と、記事には書いてあった。
「言語として話す場合に基本となる、非連続的な母音を出せなかったと考えられ、私たちとは違った『話し方』だっただろう」
これは、英語で読むべき多と思い、CNNのニュースサイトで記事を探した。ほぼ記事の直訳だった。その中で、New Scientistという雑誌に、マッカーシー准教授の発見ついて書いてあるとあり、音声がウェブサイトで公表されているようなので、聞いてみた。
本当に音。1秒もない。「声」とは言えない。聞いてみて、こんな感じなのかなあって思った。でも、石器を作ったり、死者を弔うことをしていたのだから、現生人類とは異なるコミュニケーションを成立させていたのだろう。
記事・声サンプルは以下のアドレスにあります。(2008/04/19現在)
http://www.newscientist.com/channel/being-human/dn13672-neanderthals-speak-out-after-30000-years.html