2日目、朝9時からトライクをレンタルすることになっていた。貸してくれるのはAzure Windという会社。事前にネットで借りるトライクの車種・排気量を選べるシステム。かなり遠出をするつもりだったので、6hのレンタルを予約した。
当日はホテルからお店まで足がないので、お迎えをお願いした。9時ちょっと過ぎにお店に到着。レンタルの契約をすませ、裏山の農道でトライクの運転講習を受けた。同じ3輪でも、トライクと3輪バイクの違いは相当のもので、最初はなかなかうまくいかなかった。講習を受けた後、9時40分に本部町に向けて出発。
実際に道路に出て大変だったのは、運転そのものよりも、国道58号線を走る車のスピードだった。制限速度の50km/hで走ってても、60km/hで走っていても、どんどん抜かれていく。何回か恐怖を感じるくらいだったので、休み休み走った。写真は本部町に入ったところ。ロードサイドの駐車場である。
11時ちょっと前に美ら海水族館に到着。海洋博記念公園から伊江島がくっきり見えた。風力発電所も見えた。写真を撮ってみたが、ちょっと厳しいかな。でも、過去数度訪れているが、これほどきれいに伊江島が見えたことはなかったと思う。
公園で一休みをした後、県道114号線を北上、本部半島を走った。具志堅(西)で国道505号線に入り東進した。今帰仁村の今帰仁城跡公園を目指した。このあたりになると、ほとんど車には出会わなかったが、たまにすれ違う自動車などは、すごい速度だった。
今帰仁城跡は世界遺産。正確を期せば、世界遺産を構成する一つ(一カ所)で、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」が正式名称である。ここは去年の3月に出かけた座喜味城跡と同じように、山城である。石垣(で、いいのかな)は自然石を積み上げたもので、首里城のように、きちんと切り出した石を積み上げる形式とは異なる。
正直、よくもまああんな場所に、お城が造れたものだと感じた。
城跡を散策後、今帰仁村歴史文化センターを見学した。
ここは一昨年の恩納村博物館、去年の読谷村立歴史民俗資料館と同様に、村の歴史、習俗などを網羅的に展示する場所だった。小さい資料館だが、村のことを見てもらいたいという意識を感じた。
この日のお昼は、センターに隣接している食堂で、オキナワソバを食べた。
帰りに、過去何度も恩納村に泊まっているのに訪れたことがなかった、定番中の定番、万座毛に寄った。
観光パンフレットによく使われている「ゾウサン」は、素人では撮影できない場所なのかと思いこんでいたのだが、万座毛の遊歩道からふつうに撮影できた。あまりにお約束な構図だけど、シャッターを切った。
万座毛。。。ホントに万人が座れるような、広い毛(原っぱ)だった。
トライクを返却したのは3時半ころ。ホテルまでは送ってもらわず、約2km歩いて帰った。
2007.08.19、「アサガオ 2007-4」で取り上げた、モミジ葉リュウキュウアサガオが咲いていた。見つけたのは午後4時過ぎなのに、花びらが若干しおれていたものの、まだ咲いていた。すぐに気がつき、写真を撮影した。
ホテルの前にあるCoco!でOrion Beerを購入した。波の音を聞きながら飲んだ。東シナ海に沈む夕日が絶品だった。
単純なのかもしれないが、Happyだと思った。