3月、注目作が三つある。
①Star Wars Episode I
Phantom Menace 3D
②マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
③ヘルプ 心がつなぐストーリー
①②は16日封切り、③は31日である。なお、①については15日に前日祭(前夜祭)がある。
で、15日レイトショーで①を見てきた。3D吹替版である。
+++++ +++++
僕はオリジナル3部作、新3部作すべて劇場で見ている。新はオリジナルの十数年後に公開。この間のVFX技術はすさまじいまでの進歩を遂げた。その技術革新はオリジナル3部作特別編の公開、新3部作につながっている。言いきっていいと思う。
エピソードⅠ ファントム・メナス(邦題)は、惑星コルサント(惑星全体が都市化された銀河共和国の首都惑星)の描き方が印象的。最初から立体的なシーン満載である。また、クワイ=ガンとオビ=ワン師弟に付き従う(つきまとう)、グンガン人ジャー・ジャー・ビンクスは、フルCGキャラクターとして有名だ。ヤッターマンのゾロメカのごとく、うじゃうじゃ登場する、通商連合のバトル・ドロイドもすごかった。アナキンが物語の最後で大暴れする、宇宙船への攻撃シーン。どこを見ても、最初から立体感(「奥行き感・高低感」)豊かな作品であり、CGキャラクターも多数登場する。これが3Dになってどうなるか、別の言い方をすると、3Dにしてもそんなにビックリしないんじゃないかと思っていた。
ストーリーは変わりようがない。影像の大部分は見たことがある。何ヶ所かこんな場面あったかなと思ったが、大きな変化ではない。全体の印象として人物の会話シーン、ドロイドなどのシーンで3Dが目立ちすぎたきらいがあるように思えた。難し言い方だが、僕は3Dを見たいのじゃなくて、3Dで描かれるStar Warsを見たい。見せてもらいたいと思う。ちょっと残念な感じだった。
3D化のはじまったStar Wars。文句を言いつつ、僕はきっと6作全部見ると思う。ひょっとするとだが、オリジナル3部作の1作目の方が3D化の効果があるのではないか。そんなことを考えた。
来週~4月、平日に1日休みが取れそうだ。②か③のどちらかを見に行くつもり。
+++++ +++++
2010.01.11、「エポックメイキングな映画」