Welcome to ...
(... へようこそ。)
この表現を学んだのは、おそらく教科書からではない。どこかで自然に知ったものだろう。でも、この語を使った、Welcome to... 以外の表現を、僕はある事件をTVで見るまで知らなかった。
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Welcome Home.
Welcome Back.
(お帰りなさい。)
初めて見た時のことは覚えている。
イラン革命(1979年2月)の後、1979年イランアメリカ大使館人質事件が起きた。'79年11月4日、イマーム戦列支持ムスリム学生団が、テヘランのアメリカ大使館を占拠した事件である。
52人のアメリカ人が444日間にわたって人質となった。'81年1月20日に人質は解放された。カーター大統領からレーガン大統領への引き継ぎ時である。
--- WELCOME HOME ---
人質となっていた人たちが帰国した時、空港や故郷の道路に横断幕が掲げられていた横断幕。そこに書いてあった。こんな言い方があるのだと思った。3月19日に、「WEL COME」を書いた後で、そんなことを思い出した。