1年2ヶ月と1年3ヶ月。そんなに大きな変化はない。でも、報道量が確実に減っているのは事実だろう。これは非常にまずいのだ。
6月11日は、『2011年(平成23年)3月11日東北地方太平洋沖地震』による『東日本大震災・福島第一原発事故』発生から丸15ヶ月である。福島第一はもちろんだが、やはり鉄道復旧状況が気になる。
JR東日本のウェブサイトで、復旧状況を読み直してみた。あらためて、どれほどの被害が鉄道に出たのか確認できた。資料は、『津波を受けた7線区の主な被害と点検状況(4月4日現在)』である。
線名
区間(延長) 被害駅数(駅数、流失駅数、その他被害駅数)
線路の被害ヶ所数
八戸線
階上~久慈(約37km) 12駅,0駅,2駅
約20箇所
山田線
宮古~釜石(約55km) 13駅,4駅,4駅
約70箇所
大船渡線
気仙沼~盛(約44km) 12駅,6駅,1駅
約60箇所
気仙沼線
前谷地*1~気仙沼*1(約73km) 21駅,9駅,3駅
約240箇所
石巻線
前谷地~女川(約32km) 11駅,1駅,3駅
約70箇所
仙石線
東塩釜~石巻*1(約34km) 16駅,0駅,8駅
約380箇所
常磐線
いわき~亘理*2(約50km) 13駅,3駅,4駅
約790箇所
合計98駅。流失したのは23駅、被害を受けたのは25駅。線路の被害ヶ所約1630箇所
*1
駅構内を含んでいない。
*2
福島第一原発の半径30km以内(四ツ倉~鹿島間:駅舎13駅(富岡駅を除く)、線路約75km)は点検を見合わせている。
合計98駅のほかに、点検を見合わせている駅は以下の13駅。
久ノ浜、末続、広野、木戸、竜田、夜ノ森、大野、双葉、浪江、桃内、小高、磐城太田、原ノ町
福島第一原発の状況が、どうにかならない限り、復旧の基本である現状把握すら、できない。
+++++ +++++
節電、省エネルギー、レスエミッション(ゴミなどの排出削減)を心がける。
節電、ちょっと消し忘れがある。関東地方が9日梅雨入りした。あと1ヶ月ちょっとで、今年も夏はやって来る。電力不足の夏になるかもしれない。気をつけたい。
節水、風呂の残り湯は、ペットボトルに入れ、翌朝花壇にまいている。梅雨時は少し量が減るかな。
募金、今月も少ないけれど続けた。