平成26年全英連秋田大会、二日目分科会会場である。どんな大学か、学部学科構成等を調べてみた。
学部は国際教養学部のみ。課程は同大学ウェブサイトに掲出の学則(第3条2)によれば、学科組織はなく、以下の二つである。
グローバル・ビジネス課程
グローバル・スタディズ課程
卒業時に授与される学位は、学則53条によれば、それぞれ「学士(グローバル・ビジネス)」と「学士(グローバル・スタディズ)」である。
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英語で教育することを強くアピールしている国際教養大学だが、それだけで全英連の会場になったわけではないようだ。大学院の専攻科が英語教育に関わっている。
同大学大学院は専門職大学院である。研究科名称は「グローバル・コミュニケーション実践研究科」で、専攻は、「グローバル・コミュニケーション実践専攻」となっている。同大学・大学院学則第37条によれば、専攻分野は以下の三つに分かれている。
英語教育実践領域:英語教育修士(専門職)
日本語教育実践領域:日本語教育修士(専門職)
発信力実践領域:発信力実践修士(専門職)
一つ目だけが、教育職員免許状(専修免許)を取得できるように見えるが、そうではない。大学院学則第38条、同2、3を読む限り、必要単位を修得できれば、基本的にはどの領域に所属していても、中学校教諭専修免許状(英語)・高等学校専修免許状(英語)を取得できるようだ。
三つ目... デジタルパンフレットを見ると、育てたい学生像(将来の進路)がなかなか面白そうだ。シラバス読めないかな?
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なお、同大学は英語標記の場合Akita International Universityとなる。Universityの後にLiberal Arts等はつかない。