![]() |
スポニチに12月15日(月)に掲載された記事のタイトルだ。 京都市が市立伏見工業高校と市立洛陽工業高校を統合。現2校とは別の場所に新たに工業系高校を設置。どちらの校名も残すことができないので、新校名を募集ということである。 |
***** *****
サッカー(旧清水商業高校)、野球(旧能代商業高校)に続き、ラグビー強豪校もという感じである。やはり少子化に加え、市レベルでは政令市の京都市でも統廃合は避けて通れないということだと思う。
京都市教育委員会ウェブサイトを見てみた。開校に関するリーフレットが見つかった。以下引用する。
将来の日本の「ものづくり」・「まちづくり」をリードする人材育成を目指して,京都市立洛陽工業高校と伏見工業高校を再編し,京都市伏見区にある旧立命館中学・高校校舎を全面リニューアル・一部増築し,京都市立の新設高校が平成28年4月に開校します。
リーフレットを読んでみた。2学科構成を計画している。
工業科
『京都から世界へ 未来を作るエンジニアを目指して』
プロジェクト工学科(仮称)
ものづくり分野
・メカトロニクス領域
・エレクトロニクス領域
まちづくり分野
・都市デザイン領域
・建築デザイン領域
理工系進学科
『工業科との併設だからこそできる理工系大学を目指す新しい専門学科』
理数工学科(仮称)
この学科は明らかに進学系統を目指すものだと思う。
位置を確認してみた。
洛陽工業高校
伏見工業高校
新校位置はこちら。
洛陽工高は西大路駅(JR西・東海道本線)から、伏見工高は伏見稲荷駅(京阪)からそれぞれ徒歩数分圏内。新校の最寄り駅は、稲荷駅(JR西・奈良線)である。伏見工高に近いことになる。なお、2校と新校の位置関係はこちら。新しいウインドをひらきます。
+++++ +++++
統合になる2工業高校の入学定員を調べたが、なかなかすぐには見つからなかった。埼玉県と京都府、京都市の条例、規則の書き方(名称)が違うのだ。数日調べて、こんな文書が見つかった。
平成27年度 京都府立高等学校第1学年生徒募集定員等
京都府公立高等学校入学者選抜要項
平成26年9月 京都府教育委員会
府市がまとめて公示しているものである。これによれば、洛陽工業高は創造技術科120名、伏見工業高はシステム工学科150名である。など、伏見工業高には定時制課程がある。工業技術科30名である。両校とも想像していたよりも小規模校だと思う。
どんな学校ができるのだろう。注目していきたい。