『お久しぶりです。
『〇〇さん、こんにちは。お具合はいかがですか?
体調報告、仕事状況を主治医にした。
『今日の検査結果、特に問題がありません。
データの説明をしてもらい、胸の音を聞き、血圧をチェック。
『よかった。
・・・いつもの確認事項である。
カバンから書類を出す。
『センセ、人間ドックと、
『ええ。
『県教育局から、ストレスチェック結果通知が来ました。
『ストレスチェック?埼玉県が実施したものですか?
『ハイ。
数枚のペーパーを渡した。
『拝見します。
主治医は人間ドックの結果通知を見て、コメント。電子カルテにも必要なデータを入力した。ストレスチェックの結果(高ストレスにについて)読んでくれた。
『カウンセリングは。。。義務ですか?
『ハイ。指定の医師か保健師が紹介されます。
『なるほど。
『僕、カウンセリング、よくわからないんです。
『ええ。
『ホントに僕が高ストレスなら、病気によくないですよね。
『...
『僕の病気は、ここで先生にお世話になっています。カウンセリングを別機関でうけると、医療情報が点在していることになります。相互に関連がとれないようで、何かイヤな感じです。
『ええ。
『定期的に通院しているここで、カウンセリングも受けることができませんか。
通院している病院は医大の附属病院。カウンセリング関係診療科も、もちろんある。でも、カウンセリングは、どこの病院でも予約が取りにくい。無理かなと考えながら尋ねてみた。
『できますよ。
先生は電子カルテの端末で、診療科のスケジュールを確認してくれた。
次回の受診後、カウンセリング担当の診療科に、主治医の先生の院内紹介のかたちで予約ができることになった。