5月11日、東日本大震災の発生から7年2ヶ月。
警察庁緊急災害警備本部による『平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の被害状況と警察措置』(平成30年3月9日更新、閲覧可)のデータ。
〇亡くなられた方
15,895人(H.29.9.8から1人増)
〇行方不明の方
2,539人(H.29.9.8から7人減)
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いつか11日に震災関連の記事を書かなくなるのかな。そんなことを考えることがある。でも、残念だが、それはまだまだ先のことだろうと思わせる数字がある。4月27日付、復興庁の「全国の避難者数」によれば、以下の通りなのだ。
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発表文 各地方公共団体の協力を得て、避難者の所在都道府県別・所在施設別の数(平成30年4月12日現在)を把握しましたので、以下の通り公表します。
①全国の避難者数は、約6万8000人
②全国47都道府県、1040の市区町村に所在
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資料によれば、自県外への避難者数は、福島県から33,983人、宮城県から4,541人、岩手県から1,119人。
これだけの人が県外に現在も避難している。故郷に戻れないのである。この数字を見なければならない。国民としてとまでは書かないが、公務員としては心にとどめるべき数字だと思う。
埼玉県にも3,605人の方が避難されている。
内訳は応急仮設住宅、公営住宅、民間賃貸住宅等に1,650人、親族・知人宅等に1,923人、病院等に32人である。県内には63市町村があるが、3,605人が56市町村に避難されている。これは県内市町村の9割弱である。
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