この時間になっても違和感が消えない。両脚の膝上辺り、なんとなくはりがある。微頭痛もある。朝7時半からの補習の勤務時間の振替で、午後4時で退勤。
からだが言うことをきいてくれない。
夜中二度、目が覚めた。エアコンはつけていたのに、大汗をかいていた。
【メモ】
1.ふくらはぎにはりがある。
2.肘の関節が痛い。
3.腰が痛い。
現時点での分析である。
・・・寝ている間に熱中症か?
アポロ11号の月面着陸50年周年を機に、新たに発掘された映像と音声でアポロ11号の9日間を描いたドキュメンタリー。
月面着陸50周年を記念し、アメリカ公文書記録管理局(NARA)やNASAなどの協力により、新たに発掘された70ミリフィルムのアーカイブ映像や、1万1000時間以上におよぶ音声データなどをもとに製作。
ナレーションやインタビューは加えず、4Kリマスターによって美しくよみがえった圧倒的な映像と音声のみで構成。打ち上げ管制センターの様子や宇宙飛行士たちが宇宙服を着用していく姿、そしてミッション完了後の回収船など、当時、全世界で5億人が見守ったとされる、人類史に刻まれた歴史的な瞬間を追体験することができる。
これ、映画.comの作品紹介。初耳のことばかりである。
そもそも本作のことを知ったのは、7月になってからだ。
「新たに発掘された70ミリフィルム
「1万1000時間以上におよぶ音声データ
「4Kリマスター
強烈に見たい、絶対見ると思った。僕はアポロ11号の月面着陸をリアルタイムで体験した世代である。
あれだけ有名なミッション。50年も過ぎて、新発見等ということがあるのか。そのこと自体がちょっと信じられないと感じた。これは劇場に出向くしかない。自宅から最も近い映画館を探して出かけてきた。109シネマズ菖蒲、かなり遠かった。
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現実のアポロ11号月面着陸から、今年で丸50年。その偉業を成し遂げた中心人物、ニール・アームストロングを主役にした作品が「FIRST MAN」である。
故 アームストロング氏については訃報以外に、月着陸を報じたときの同時通訳者・西山千さんの訃報等、5、6件のエントリがある。本作はそれらのすべての元、まさに最初の最初を記録した作品である。
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3飛行士の生まれ年は同じ1930年(昭和5年)
アームストロングは’12年に死去。オルドリン飛行士、コリンズ飛行士は存命である。3人は1969年の月着陸ミッション時点で40歳以下。Trailerに登場する3人の若々しい様子。とても印象的である。
故 アームストロング氏が亡くなった時にブログにも書いたことだが、同じ11号で月面を歩いたバズ・オルドリン飛行士と比較すると、マスコミへの露出は極端に少ない人だった。スクリーンに大写しになった彼を見て、若いなあ、カッコいいなと再認識した。
オルドリン氏は人類2人目のmoonwalkerである。名前のBuzzは元々はニックネームだが、現在では法的に有効な名前になっている。トイ・ストーリーシリーズの「バズ・ライトイヤー」のバズは、オルドリン氏の名前に由来する。僕はこれくらいしか彼のことを知らなかった。
コリンズ氏は2人を着陸船に乗せ、月面に送り、地球帰還時まで月の周りを周回した。彼は最も地球から遠くに到達した人類の1人であり、かつ、ひとりぼっちで月周回軌道を飛行した人だ。孤独。でも、そんなことでへこたれるようでは、そもそもアポロ計画には参加できない。
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作品を見た印象
やはりオリジナルから4Kリマスタリングといっても、それなりに古い感じは受けた。しかし、それがだめなのかというと、違う。よくぞここまでのクオリティーを再現できたと思う。感動した。全体として、あるシーンについては、ホントに50年前の元フィルムを用いたのかと思える部分があった。それはサターンⅤ型ロケットの打ち上げ前のシーン、月着陸船と司令船(サービスモジュール)とのドッキング、切り離しシーン等である。「アポロ13」なのではと思えるほどきれいなのだ。
資料的にも価値のある映像である。
1970年に13号船長をつとめるジム・ラベルが、11号バックアップクルーとして管制室で働くシーンがある。ジーン・クランツも運行管理者の一人として登場する。
ライアン・ゴズリング(「FIRST MAN」のアームストロング役)、トム・ハンクスやエド・ハリス(「アポロ13」のラベル役とクランツ役)でない、正真正銘の本人たちがそこにいる。有名人だけではなく、帰還までの日々を支える人々の、緊張感あふれる仕事ぶりも随所に登場する。記録を丹念にまとめると、ここまでドラマチックになるものなのかと再認識した。(文中一部敬称略)
☆四つはつけたい。