人が乗って操作できる4m級ロボット
「アーカックス」、ついにお披露目
4億円で国内先行販売
こんなニュースが8月21日にあった。搭乗型ロボット アーカックスはツバメインダストリ㈱によるものである。
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10年ほど前「水道橋重工業」の「KURATUS」という搭乗式のものがあった。このアーカックスはそれの進化版のような印象。
4輪で移動する。2本の腕があり、5本の指のある手がついている。YouTubeにビデオが出ているが、『【動作テスト】パイロット視点での起動|搭乗型ロボット アーカックス』を見ると、初期段階ながら全天周囲モニター(?)を志向しているのがわかる。
別のビデオを見ると、マシンの起動・運用は(組み込み式)OS搭載のようだ。起動画面は暫定とのことなので、何らかのいい意味での遊びがあるのだろう。
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ロボットでいいかなあ。
括りとしてはロボットでいい。異存はない。
ビジュアルは、「アーマードトルーパー(AT)」(『装甲騎兵ボトムズ』)か、初期型の「レイバー」(『機動警察パトレイバー』)という印象だ。
脚なんか飾りです。
鉄腕アトムの国で生まれたものには、どうしてもロボット(もしくはそれに類するもの)は手2本、脚2本。これがMUST=刷り込まれた基本デザインだ。「脚なんか...」とは思えない。「アーカックス」は移動時にタイヤを用いる。脚の部分はもう少し簡略化、もしくは別の形状でもいいのに、脚らしいデザインの部分がある。
・・・ガンタンクはいやなのだろう。
脚がもう少し長ければ、神奈川県警交通機動隊のロードランナーだ。
日本の常識は日本以外の非常識・異様?
何十年かしたら、この機械の幾世代後ものが、車両としてナンバープレートを付けて、社会のそこここにあるかもしれない。
ツバメインダストリ㈱YouTubeアドレス
https://www.youtube.com/@Tsubame_HI