その1(5月21日付記事)
「令和6年度開設予定国立大学意見伺い一覧(令和5年4月)」*1
宇都宮大学の「データサイエンス経営学部・データサイエンス経営学科(入学定員55,3年次編入学定員3)」は、8月30日の「令和6年度開設予定の大学等の設置に係る答申について(令和5年8月30日)」*2に合わせて発表された「《参考》令和6年度国立大学開設予定学部等一覧」で設置が認められた。
*1の「…伺い一覧」の国立大学は、すべて設置が認められている。
*2は下関市立大学の「データサイエンス学部・データサイエンス学科(入学定員80)」も含まれる。
その2(6月1日付記事)
「千葉大学データサイエンスの専門教育行う学部新設へ」
7月11日付で「情報・データサイエンス学部」「大学院情報・データサイエンス学府(後期3年博士課程)」の設置が認められた。
***** *****
令和6年度開設の国公立大学データサイエンス系学部学科は3大学(国2、公1)である。
私立も含めるとこの分野を標榜する学部学科、急増殖の印象がある。前にも書いたことだが、新規参入があることは悪いことではない。でも《ちゃんと》できない学校が増えるのはよろしくない。看板のかけ替えでなく、新規開設ならば、「それ相応の実績のある人」を集めなければならない。そんなにこの分野に人はいるのだろうか。
急増殖、僕の教員キャリアで、これまでに何回か遭遇した。〇〇学、六年制〇〇〇、〇〇大学院。
データサイエンス、どうなるんだろう。