【進路指導備忘録】
本日から共通テスト出願指導開始。
・・・何度かかわっても、緊張する。
1957年の東宝作品。監督本多猪四郎、特撮監督円谷英二、劇伴は伊福部昭である。
ストーリーのアウトラインはこちら。
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1950年代からの怪獣・SF映画、これまでに以下の3作品を鑑賞し、ブログにも書いている。
「ゴジラ」(1954年,昭和29年)公開
「ラドン」(1956年,昭和31年)公開
「地球防衛軍」
「モスラ」(1961年,昭和36年)公開
本作は1957年公開、「ラドン」の翌年ということになる。「午前十時の映画祭」で鑑賞した。
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人が多い
このころの作品を見てほぼ毎回感じることだが、人の多さは目を見張る。冒頭の盆踊りのシーン、異星人のロボット襲来~住民避難シーンは、やはりすごいと観じた。
特撮面
ミステリアンの攻撃を受け戦車が溶ける。おそらくはゴジラの熱線を受けて送電線塔が溶けるのと同じ技術だと思うけど、見事だと感じた。
山崩れ。ミニチュアの家々が壊れていく様子。ラドンでも見たことだが、この時代のミニチュア技術が驚異的である。
音楽はちょっと意外な感じ
伊福部昭の劇伴は効果的。もっと使われているかと考えていたけど、違いました。
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メインキャストは佐原健二、志村嵩の他、平田昭彦、白川由美、河内桃子である。五社協定の時代なので、何だかレギュラー化している。
平田さんは天体物理学者の白石亮一、妹の悦子役が白川さん。河内さんは地球侵略をもくろむミステリアンに、結婚相手としてさらわれる岩本広子役。なお、広子は白石の許嫁(?)である。
河内さんは公開時(1957年12月)25才。素晴らしくキレイである。
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本作は先述の3作品と比較して、ものがたりとしては、一番SFの色合いが濃いもだろう。
現在の視点で見ると「人類vs.異星人」の構図は弱いし、日本国自衛隊が使う「超兵器」もかなり無理がある。セット、ものがたり展開も、一部《弱い》感じもする。それでも、一見の価値がある。純粋に映画エンタメとして鑑賞したと言うよりは、何か美術館・博物館で展示(収蔵)品を見たような気がした。
文中一部敬称略