
先月、福岡出張からの帰りはLCCのピーチエア。
行きはANAだったのだが、ピーチを選んだのはANAは夕方便に福岡発関空行が無いからだ。
私の自宅は大阪南部に位置していて関空からは近いのだが、伊丹空港からだと1時間半ほどかかってしまう。
飛行機でスーッと移動して、阪神高速で大渋滞、という矛盾を体験しなければならず敢えて狭いピーチを選んだのだ。
相変わらず人気のピーチエアは満席状態。
私は搭乗手続きまで座席の確定しない安物チケットなのだったが、幸運にも通路側の座席をゲット。
どこを飛んでいるのか分からない欠点があるものの、比較的ゆったりと移動することができてめでたしなのであった。
ところで、ピーチは機内サービスがすべて有料である。
ジュースひとつとってみても無料で配られることはないので欲しければ買わなければならない。
ましてや食べ物となると絶対に有償だが、LCCとはいえそこは人気のピーチエア。
なかなか美味しそうなメニューが揃っているのだ。
で、ここんところピーチにはご無沙汰であったので久々にメニューをチェックしてみると、なんと!近畿大学産の「ナマズの蒲焼き」がトップに掲載されていたのだ。
近畿大学というと「近大マグロ」で世間の話題をさらったことは記憶にあたらしいが、マグロの次はなんと「ナマズ」なのであった。
うなぎが絶滅危惧種に指定されそうであり、それでなくても高価なのでその代替魚類として「ナマズ」が研究されていたというわけだ。
ある調査によると近代ナマズの蒲焼きを何も言われずに出されて食べたお客さんたちは、それがナマズであることに気づかなかったのだという。
「ナマズ?え、気持ち悪い〜」
と言うなかれ。
日本人は普通、ナマズは食べないが東南アジアへ行くとナマズは食材として珍重されており、私もミャンマーのナマズの唐揚げは大のお気に入りである。
実に美味なのだ。
結局このときはそんなにお腹が減っていないこともあり、フライト時間が50分もないので機内食としていただくことはなかった。
しかしメニューを見る限り非常に興味を誘われるので、もし1時間以上のフライトの時はトライしてみたいと思う、ナマズの蒲焼きなのであった。
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