日本産カツオブシのEUへの輸出が初めて認められたという。
初めて?
じゃあ今までヨーロッパで和食を料理する時は何を使って出汁を取ってたんだろうという素朴な疑問が浮かんだ。
味の素のほんだしかな?
それにもう一つ疑問が。
日本産じゃないカツオブシって、どこ産?
中国産のカツオブシがもしあるとすれば大いに気にかかるところだ。
どうやって発酵させているのか。
どのように黴をつけたりしているのか。
その衛生度は。
汚染されていないのか。
ともかく疑問だらけ。
イギリスとドイツはともかく、味にうるさい料理文化のあるフランスやイタリア、スペインでは和食を供するのにカツヲを使わずに出汁をとっていたとなると、これは世界遺産和食文化の大いなる課題ではある。
今回認可されたのは静岡県産のカツオブシだそうで、ヨーロッパの厳しい基準にパスしての輸出認可ということだ。
なんでもカツオブシの衛生度についてなかなか認めてくれなかったわけで、発酵食品の難しさがここで浮き上がっていたといわけだろう。
ヨーロッパ人が本格和食に目覚める時がやってきている。
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