<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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米国の元大統領で次期大統領候補のドナルド・トランプが狙撃された。
それも演説中でテレビ中継されるような状況での災難であった。

容疑者は100m以上も離れた警備域外よりライフルで狙っていた。
撃った弾はトランプ氏の右耳をかすって通り越し、その先の観客に命中した。
当然トランプ氏はSPに抱え込まれながらそこにしゃがみこんだということだが、20歳の犯人の狙撃の腕前はなかなかで、もう2cm左に寄っていたら、今頃はもっと大きなニュースになっていたことは間違いない。

テレビのニュースでこの事件を知った私は思わず不謹慎にも、

「お、安倍さんが迎えに来たのか」

と口走ってしまったが、まさにそういうタイミング。
7月の暑い朝(日本時間)の出来事であった。

世界のためを思うとあと2cmを悔やんでいる人は少なくないと思う、残酷で不謹慎な感想を持ってしまうニュースだった。


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