<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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始まったばかりのオリンピック2024パリ大会は盛大なセーヌ川の船によるパレードで開幕した。

これってもしかして天神祭のパクリか?

時期も一緒だし、というよりピッタリだし(開会式が大阪天満宮の本宮)、船で流れてくる山車ということではまったく同じ。
しかもなんだか期待した分、失望も多く、思ったほどの綺羅びやかさはなくて、テレビ重視の演出も、天神祭とどこか共通していて、なんだかな〜と思わせる内容なのであった。

雨模様も影響していた。
たぶんそうだろう。
会場での入場行進ではなかったので、行進曲はもちろんないし、歓声も拍手も聞こえない。
ちょっぴり寂寥感が漂っていたような、そんな開幕だったような感じがする。

せめて天神祭よろしく屋台が並び、中之島ならぬシテ島で花火でも打ち上げればもっと盛り上がったかもしれない。
これではオリンピックの開会式を見るより天神祭や隅田川の花火大会のほうが盛り上がってんじゃないかと。
これも自分とこ贔屓かもしれないが、エッフェル塔のライトアップも近ごろの通天閣や東京スカイツリーと比べても、あまり特別感はなかった。

マリー・アントワネットの演出に至っては、女王陛下とジェームズ・ボンドの洒落っ気オープニングビデオの英国と比べてもフランスのセンスはゲゲゲというところだったような気がする。

とはいえ、いつもと違う開会式は歴史に残ったと思う。
印象には残らなかったけど。

金をかけているような感じだが、大丈夫か、パリ大会。


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