能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

おめでとう!TOKYO!オリンピック・パラリンピック2020東京が、日本経済を変える・・・乾杯!

2013年09月08日 | スポーツ

今日は、5時起床でテレビの前へ。

マドリードの落選に驚きつつ、余裕をもってロゲ会長の発表を聞くことに。


近所の駒沢オリンピック公園に駆けつけようと思ったのですが、

ここは心を落ち着けてテレビとネットでチェックすることに・・・。


TOKYO2020」のカードに感無量。

56年ぶりの東京開催、感動です。


個人的には、経済減速に苦しむスペイン、反政府デモや緊迫する隣国シリア情勢に直面するトルコでの開催も、それなりの開催の価値はあると思っていました。

ただ単に東京開催バンザイではなく、ヨーロッパの情勢、中東情勢も忘れずウォッチしていきたいと思っています。


今回の東京開催決定のベースは、震災後の復興を支えるスポーツの力というコンセプトであったと考えています。

福島や東北で起こった大災害、そこから立ち上がるパワー・・・。

それをシンボリックに訴求して勝ちえた招致。

マドリードやイスタンブールを上回ったのです。


失われた20年、シュリンクを続けていた日本経済にとって、今回の決定はものすごいパワーになると考えています。

少なくともこの7年間、東京を中心に人の動き、カネの動きが加速していくことになると思います。

すでにゼネコン関連やスポーツ用品関連の株価が上昇していますが、それよりもマインド部分が大きい。

一体感、上昇志向、ポジティブ、前向き、希望、元気・・・といった勢い、流れが出てくるのではないでしょうか。

特に、若い人たちにとっては、この国について考える、グローバルを体験する絶好の機会になると思います。


今晩は、とっておきのワインで祝杯をあげたいと思います。


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ジャック・ドーシーと森川亮 世界を変える若き創業者にエール!

2013年09月07日 | 社会・経済

日経ビジネス2013.9.9の特集は、

スクエア・インパクト-ポストジョブズが起こす決裁革命-」。

けっこうインパクトのある記事でした。


ドーシーさんは、ツイッターを産みだしたICT界の寵児。


1976年生まれの36歳。

自ら発明したツイッター社を干され(?)、スマホ決済のシステムを専業とするスクエア社を創業。

スクエアの登場で、世界で420万店舗、民間取扱額150億ドルを超えたという報道。

そのチャレンジングな仕事は驚愕の一語です。


Jack Dorseyさんは、8歳でマック、10歳でIBMパソコンを使いこなし、14歳の時、今も使われているタクシー会社のソフトウェアを開発。

ミズーリ工科大学、ニューヨーク大学に進み、Twitterを開発。

2006年、Obvious社(現Twitter社)を設立、2009年2月にはSquareというサービスを開始し、同社のCEOに就任したというプロフィール。


スティーブ・ジョブズさんと同様、禅に強い関心を持ち、社員には「wabi-sabi(ワビサビ)」という書籍を配布しているとのこと。

京都好きで、何度も訪れているとのことです。


日経ビジネス誌の単独インタビューでドーシーさんは、次のように語っています。


「私なりの理解だが、わびさびは両極端の対比の中で美しさを見出すことととらえている。

暖かさと冷たさ、素朴なものと近代的なもの、居心地の良いものと無機質なもの。

面白いのは、2つの対照的なものの間に美学があるということだ。

人生も同じで、そのバランスの中にあって片方に偏ることはない。

人生は数多くのバランスで成り立っているものであり、会社もまた同じものだと考えている。」


ICTの最先端で出てくる東洋思想・・・すごい人物だと思います。ツイッター社の社員が、彼の講話を聞き、鳥肌がたったという記事がありました。

「社員みんなが、久々に現場に戻ってきた彼が最初に何を言うのか、注目していた。期待をはるかに超える彼のプレゼンにしばらく動けなかった。」

クールで緻密、情熱家でスピリチュアル・・・。

ジャックと故スティーブはどこかでつながっているような気がします。


こういう話の結論は、やっぱりアメリカは凄い、どうしたら日本にもイノベーションを起こす人材を産みだせるのか?という結論になるのですが・・・。


でも日本にもいます。


同誌の中の別記事で、LINEの森川亮社長のインタビュー記事。

森川さんは、1967年生まれの46歳。

LINE利用者は2億人に達しているとのことです。

そのインタビュー記事で、刺さった言葉がありました。


「ただ、僕はダメなものほど伸びるチャンスがあるといつも考えていましたね。」

 

「お金や地位やブランドで入社した人は、伸びしろが少ない。」


これぐらいのオプティミズム、信念が、今のLINEの土台になっているのだと思いました。


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高齢社会検定の受験票が届きました 試験は9/14土曜日です  東京大学駒場キャンパスで実施 

2013年09月06日 | 資格・転職・就職

高齢社会検定に申し込みました。

試験日は、9月14日(土曜日)。

会場は、東大駒場キャンパス。


今日、メールと葉書で受験票が届きました。

結構、ドキドキするものです(笑)。


あと1週間、「東大がつくった高齢社会の教科書」を二回程度回していきたいと思います。


「高齢者検定試験」の内容

試験日        2013年9月14日(土)


受験コース   個人<総論+個人編>


受験会場      東京大学 駒場キャンパス 1号館113講義室(1階)


※会場へのアクセスは、添付ファイルをご確認ください。
※会場によっては空調の調整がきかない恐れがあります。温度調節ができる服装でご来場ください。


試験時間
<個人編>
11:50~12:00 説明(開場11:30)
12:00~12:50 試験
<総 論>
13:40~13:50 説明(開場13:20)
13:50~14:20 試験
<社会編>
15:10~15:20 説明(開場14:50)
15:20~16:10 試験


持ち物
受験票(このメールを印刷したもの)
筆記用具(HBまたはBの鉛筆、またはシャープペンシル・消しゴム)
腕時計(会場内に時計がない場合があります)


合否結果
2013年10月中旬頃より全受験者に合否通知を発送(郵送)致します。
※お申し込み後に住所等変更がある場合は、必ず運営事務局までご連絡ください。
※結果通知の送付先に変更がある場合は、試験日より1週間以内に事務局へメールにて
ご連絡下さい。以降にご連絡頂いた場合は、印刷の都合上、旧住所へ発送する場合が
御座います。必ず郵便局の転送サービスをご利用下さい。
※結果通知が11月上旬頃になっても届かない場合は、事務局までお問い合わせください。


試験当日の注意事項(必ずお読みください)
・会場内での喫煙は、ご遠慮ください。(一部全館禁煙の会場があります)
・試験開始より10分以上遅れた場合は入室(受験)できません。
・試験会場では試験官の指示に従ってください。
・試験中の途中退室はできません。
・併願の方は教室・座席を移動していただく場合があります。

禁止行為
・他の受験者に迷惑をかける
・電子機器等のアラームを鳴らす
・他の人物になりすましての受験
・飲食
・試験を妨害する行為
・不正とみなされる行為
・電子機器(電子手帳・多機能付時計・オーディオプレイヤー等)の使用
・その他試験上のルールを守らない 


上記の諸注意への違反及び禁止行為を行った受験者はその場で失格とし、退場して頂きます。
また、不正行為が発覚した場合は、合格認定後でも合格を取り消し、以後の受験をお断りする場合があります。
――――――――――――――――――――――――――――
お問合わせ先 
高齢社会検定試験運営事務局
TEL 03-3233-4808(10:00~12:00及び14:00~17:00 土・日・祝日を除く)
URL  http://www.kentei-uketsuke.com/gerontology/

※高齢社会検定は、一般社団法人高齢社会検定協会が主催する検定試験です。


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立教大学大学院ソーシャルデザイン集中講座 第3回目に参加 経営組織・事業の戦略と社会デザイン

2013年09月06日 | 学問

今日は、23時15分池袋発・元町・中華街行きの副都心線で家路に・・・。


21時30分まで講座・・・その後、クラスメート数人とバールへ。

カルパッチョと冷パスタを赤ワインで流し込み、池袋の夜を少しだけ楽しんだ次第です。

それにしても、仕事で疲れ果てた後に、空腹のまま講座に参加して、21時30分まで。

みなさん、立派なものです(学ぶ、考える・・・というのは、究極の贅沢。古代ギリシャの貴族階級のそれと同じという意見で一致しました-笑-そういえば修士論文と格闘していたあの頃が一番充実感があったような気もします)。


立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科×日経Bizアカデミーで開催されている「ソーシャルデザイン集中講座」の3回目に参加してきました。


今日の担当は、立教大学大学院准教授の坂本文武先生。


米国ケース・ウェスタン・リザーブ大学で非営利経営学修士をとられた若手研究者。

髪は少し白いものがありますが(失礼)、なかなかのイケメン。

東大の藤原帰一教授似のクールな坂本先生は、米国NPOへの経営コンサルティングを経験され、CSR、資金調達などを専門とされています。

理論だけで終わらせない実務派教員です。


今日のテーマは、「経営組織および事業の戦略と社会デザイン」。

組織論、ガバナンス論、イノベーション論を中心に講義と質疑応答の2時間30分。

参加者の問題意識も高く質問が飛び交います。

それに対して、学術と実務面から回答する坂本先生の切りかえしも、なかなか勉強になります。


レジュメには、まず命題を提示。

命題

「ぼくたちの会社はどうして信じられないことをするのか?

ソーシャルは、現代企業の福音なのか?

組織論が示唆する持続可能な組織論」


参加者とのやりとりの中で、坂本先生は板書していきます。


持続可能、目的性、利益配分、環境適応、ニーズ、持続責任、ゴーイングコンサーン、組織の存在・・・


組織論における組織は、有機的組織と機械的組織の2種類あることを解説され、そこに組織の生成、発展、衰退・・・を紐づけていきます。

組織は、「創業・・・成長・・・成熟・・・衰退」というライフサイクルの中を進んでいく・・・。

その中で組織は学習障害(P.センゲ)、習慣的な防御行動(アージリス)に陥り、ダークサイドに落ちていく・・・。

それは、集団圧力であり、集団浅慮(グループシンク)であり、集団凝集性。組織は硬直を起こし、衰退に向かって突き進んでいく・・・という文脈です。


また、株式会社組織のガバナンス、NPOのガバナンスの比較の中から、人間の「共感」と「経済合理性」について考えていくことに着地させます。

人はパンのみに生きない、背に腹はかえられない・・・。

そのパラドックスは、じっくり思考すると、人間研究の射程に立ち入ることになります。


坂本先生の持つ多様な思考回路から、さまざまな発見をいただいた講座でした。

坂本先生、ありがとうございました。


今日のレジュメより

1.社会デザインとは?

2.プラスティックワード化する「ソーシャル」

3.そもそも組織とは何か?

4.日本企業は価値づくりに成功しているのか?

5.企業は利潤最大化に向いた組織なのか?

6.利潤追求体質による弊害

7.ガバナンスの限界

8.持続可能な組織への挑戦


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東京・銀座で広島を味わう 広島県のアンテナショップ「tau(タウ)」 広島じゃけん!

2013年09月04日 | まち歩き

東京で広島風お好み焼を食べるのであれば、ここが一番美味しいと思います。

(本場広島では、「広島風」とは決して言いませんが・・・)

場所は、銀座一丁目の読売広告社のそば。広島県のアンテナショップ「tau(タウ)」があります。

「たう」とは、広島弁で「届く」という意味です。

Img_0827

一階は広島産食品の販売、海産物からもみじ饅頭などの菓子類まで所狭しと並んでいます。

二階には、お好み焼屋さんと広島の地酒、三階にはフレンチレストランという構成です。


広島カープのグッズ販売も比較的充実しています。

実は、広島カープの関東での人気が上昇しているため、グッズも品薄になっているようです。

18年ぶりのクライマックスシリーズ出場をかけて、最後の戦いが繰り広げられているため、カープファンも結構盛り上がっているようです。

巨人や阪神と異なり、年俸原資が少ないカープ。

キビシイ練習と気合と根性・・・そして熱狂的なファンの後押しで選手たちも頑張っているようです。

ガンバレ!CARP!!!

週末に訪れた「タウ」。

広島産の缶チューハイ(中国醸造製)と、なぜか鳥皮で「酒場放浪記」してしまいました(笑)。

Img_0826

ここ「タウ」と、八重洲にある北海道のアンテナショップは、なかなかのお勧めです。


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DJオッシー、視聴率9位おめでとう!継続は力なりデス!Disco Train!ディスコトレイン!

2013年09月03日 | テレビ番組

東京MXTVで毎週日曜日の正午から放送されているDisco Train


DJオッシーさんのブログによると、MXTV内で9位にランキングされたとのこと。

おめでとうございます!


この番組は、1980年代にブームがあったディスコミュージックを中心にDJキャリア20年以上のDJオッシー(押阪雅彦さん)がお皿を回す1時間の音楽番組。

早見優さんとともに進行をつとめています。

前回のゲストはタレントのヒロミさん。

裏話炸裂でとても楽しい番組でした。


昼間からディスコサウンド?という疑問符はありますが、

古き良き日を思い出すオジサン、オバサンにはちょうどいい時間帯ではないかと思います。


DJオッシーさんは、インターFMで金曜日の午後同じコンセプトでディスコサウンドプログラムをオンエアしており、その地道な努力が根強いファンを惹きつけています。

まさに、継続は力なり。

オッシーさん、引き続き、デキルダケ長く番組を続けてくださいね!


毛並み良く、育ちの良いDJオッシーさん。

ブログの中でも謙虚な素敵なコメントを出されていたので引用させていただきます。ガンバレ!オッシー!!!

 

決して一過性のブームにならぬよう、これからも精進し、精一杯使命を果たしていく所存です。

来週以降、圏外に外れたとしても、ディスコカルチャーの魅力は永遠です。

元気で笑顔になれるディスコの楽しさが、広がりますように。

手を抜くことなく、毎回全力投球致します。

至らぬ点が多々あるかと思いますが、今後とも皆様ご支援下さいますようよろしくお願い申し上げます。」


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ランチェスターの法則 まだまだ使えるニッポン発のマーケティング戦略 第一法則と第二法則

2013年09月02日 | マーケティング

雑誌を読んでいて、出てきたランチェスターの法則。

懐かしさのあまり、広告代理店時代を思い出してしまいました。

その頃は、田岡信夫さんというカリスマ・マーケターが、このランチェスターの法則で一世を風靡していました。

自分自身、田岡さんの著作を全冊、一所懸命読んだことを覚えています。


田岡さんは、1927年東京生。

1955年東京都立大学大学院修了。

日本広告主協会調査室長、社団法人セールスプロモーションビューロー調査部長などを経て、

1976年ランチェスターシステムズ設立。

1984年に亡くなられました。

松下電器、花王石鹸、イトーヨーカ堂、大塚製薬など日本を代表する企業で絶大な成果をあげました。

日本の「マーケティングの父」といっても過言ではないと思います。


このランチェスターの法則は、

第一次世界大戦における戦闘機の被害状況をイギリス人のランチェスターが分析し、まとめあげたもの。

れにマーケティングのテイストを交え、ビジネスの世界に応用。田岡さんの最大の功績は、

日本のビジネス界に戦略や戦術の思想を持ち込んだことだと思っています。


このランチェスターの法則は、二つの法則から成り立っています。


第一法則 一騎打ちの法則

第二法則 集中効果の法則


前者は弱者の戦略、後者は強者の戦略です。

第一法則は、弱者が強者に勝つための差異化戦略。

違うものを持つ、違うやり方をすることがベース。

五つの戦術から構成されています。


1.局地戦 ニッチを狙え!

2.一騎打ち

3.接近戦

4.一点集中

5.陽動作戦 手のうちを読まれない。


第二法則は、強者の戦略。

ただちに追随する・・・コトラーのリーダー戦略とニアイクオールです。


1.広域戦 でかい市場を狙う。

2.確率戦

3.遠隔戦

4.総合戦

5.誘導作戦 こちらの有利な場で戦う。


弱者と強者が、様々な駆け引きをしながら、相手の心を読みながら陣取りゲームをする・・・。

シミュレーションするだけでもワクワクします。

当時、この法則をアタマのすみに置いて企画書を書いていたことを覚えています。


田岡さんのまとめあげたランチェスター・マーケティング。

また、どこかで見直され、復活する時期が来るものと確信しています。


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東大がつくった高齢社会の教科書 確かな未来視点を持つために・・・ジェロントロジー(老年学、加齢学)

2013年09月01日 | 本と雑誌

「東大がつくった高齢社会の教科書」 

東京大学高齢社会総合研究機構 ベネッセ刊 1、890円


超高齢社会に突入した日本。

年老いた国になるのか、それとも老熟したナレッジ国家になるのか・・・。

年金保険や医療保険、介護保険は・・・?


同書は、ジェロントロジー(老年学、加齢学)を基本コンセプトに編集された一冊。

東大の16名の先生方によって学際的テーマを分かりやすくまとめられています。

ジェロントロジーは、長寿学、高齢学、熟年学、創齢学、人間年輪学、長寿社会の人間学、人生の未来学としてのとらえ方もあるとのことです。


 目次

1.超高齢未来の姿

2.超高齢未来の課題

3.超高齢未来の可能性

4.長寿時代の理想の生き方、老い方

5.高齢者の活躍の仕方 就労、社会参加、生涯学習など

6.高齢者の住まい

7.高齢者の移動

8.高齢者の暮らしとお金

9.高齢者の暮らしを支える資源

10.老化の理解とヘルスプロモーション

11.認知、行動障害への対応

12.最期の日々を自分らしく

13.超高齢社会と社会保障

14.医療制度の現状と改革視点

15.介護、高齢者福祉の現状と改革視点

16.年金政策の現状と改革視点

17.住宅政策・まちづくり

18.交通、移動システム

19.ジェロンテクノロジー

20.高齢者と法


文系、理系を問わず、各分野の専門家が統計データを示しながら、簡易な用語で解説を加えています。

また、日本生命、セコム、大和ハウスからも寄付金が提供されたということです。


 今回、驚いたのが、このテキストに基づいて検定試験を行うということ。

これも、東大初の取り組みではないでしょうか?

教育サービスとしての収益事業として、うまく軌道に乗ればいいなあと考えています。


この検定試験のキャッチコピーに、今から必要なリテラシーは「英語・ICT・高齢社会知識」と銘打っていました。


思わず笑ってしまいました(ゴメンナサイ。以前経営コンサルタントの大前研一さんがビジネスパースンに必要なスキルとして、「英語・IT・財務」を上げていました・・・)。

が、これからのわが国の行く末を考えた場合、総合科学的、学際的なテーマである高齢社会に対する理解というのは大切なジャンルだと思います。

ビジネスパースンとして、被雇用者としてのサラリーパースンとして、将来大きな負担をさせられるかもしれない学生として、医療介護に取り組んでおられる方として・・・それぞれの立場で高齢社会知識は役立つものと考えています。


検定試験は、今月の14日の昼から東大駒場キャンパスで行われるとのことです。

主催は、一般社団法人高齢社会検定協会。

試験は、「個人」「社会」「総論」から選択。合格者には、高齢社会エキスパート合格認定証が授与されます。


わたし自身も高齢社会テーマについては、独自の研究を続けており、社労士として中小企業診断士として何らかの貢献活動を続けていきたいと考えています。

年金保険、医療保険やシルバービジネスなど超高齢社会ニッポンの潜在力を引き出すマネジメントが必須だと考えているところです。


このテーマで、ちょうど3年前に地方の新聞社の懸賞論文で最優秀をいただき、長寿社会をより良くしていくための切り口として、さまざまな方との交流、ネットワークに加わることが出来ました。

論文(学術論文ではありませんが)のタイトルは「長寿ルネサンス中国2020」。

全国で高齢化が進む中、中国地方を老人のパラダイスにしようというコンセプト。

長寿は、人間にとって最大の幸福・・・。

世界トップの長寿国日本、それは世界で一番幸せな国でなければならないと考えています。

 

超高齢化社会・・・。

どちらかと言うと、触れたくないネガティブなテーマのように見えますが、

長寿というハピネスを獲得した日本のポテンシャルをホジィティブにとらえれば大きな可能性があるように思います。

今回の東大発の意欲的な情報発信。

本のお値段も手ごろ。

多くの方に読んでいただきたい一冊です。


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