萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚95

2014-05-18 00:20:05 | 雑談寓話
眠いけどちょっと書きます、加筆校正未済が2本あるし、笑
お待たせ間にでも楽しんでもらえたら嬉しいです、



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚95

同僚御曹司クンと深夜電話@土曜夜、
その日は暫定恋人の地元祭に行って帰ってきて、
その帰路にメンドクサイ事@御曹司譚93みたいなことが起きていた、

キスとかしちゃってくださいよー仲イイとこ見せて見せて?

なんて訊いてくる友達が暫定恋人には居て、
似たり寄ったりなオネダリしてくる本人で、ソレがメンドクサクて電話も今は嫌だった。
それでも暫定恋人は架けてくれるらしく御曹司クンとの深夜電話中もキャッチホンコールが鳴ってしまい、

「つきあってるヒトとかじゃねえの?こんな時間に何度も架けてくるってさー…なのに俺と電話しててイイのかよ?」

なんて質問を御曹司クンはしてくれた、
やっぱ気が付くよねって思ってさ、で、言ってみた。

「おまえとの電話の方が愉しいだけだよ?笑」

ホントもうそう想ってた、
そんな自分にあらためて気がつかされた電話ごし言ってくれた。

「そういうの嬉しいけど、さー…変な期待したくなるだろ?」

こんなこと困る、でも嬉しい?
そういうトーンは電話にも伝わって、だから言ってみた。

「友達との電話のが楽しいってあるだろ?ソレダケだよ、笑」
「そんなの解ってるよ、でも、」

でも、って言いかけて言葉が止まった。
なにを言いたいんだろう?そう待った向こう御曹司クンは口開いた。

「でも、さー…恋人より好かれるとか嬉しいじゃん、やっぱ…なんか、」

やっぱり嬉しいもんなんだ?

そんな台詞なんだか笑ってキャッチホンのコールは切れて、
また静かになった電話回線に御曹司クンため息吐いた、

「切れちゃったな、キャッチ…」
「うん、別にイイから、笑」

笑って答えながら自分でドウなんだろって想った、

別にイイカラ、

って冷たい言い方をしている、
こんなふう電話からもう放棄している、その程度でしかない。
そんな程度の相手だって想っている時点で結局のトコ不毛すぎる、そんなこと考えてたら言われた。

「別にイイってなんか冷たくねえ?付合ってる相手にそれってどうなんだよ、それともオマエ、そんな酷いこと何かされた?」

ひどいこと、って言えるんだろうか?
それとも自分だけがソウ思うのかもしれない?
そう二択に考えながらもアッタことそのまま言ってみた、

「友達らに囲まれた真中でキスしてみせろって言われたよ、そういうの自分は嫌いなんだよね、笑」

ああいうのってホント苦手、笑
だから透けて見えてしまった今回のことに口開いた。

「サラシモンみたいで嫌いなんだよね、それ以上に自慢ネタにされるのが嫌でさ?そういう価値観が違うのって無理だから、笑」

ホントにしたいなら人前でもキスするかもしれない?
けれどヤラされてヤっても価値が薄まるだけ、そういうの解らない相手とは付き合えない。
なんてカンジの本音に笑った電話ごし、御曹司クンは言ってくれた。

「自慢ネタにしたいのもあるんだろうけどさ、それ以上に自分のだって牽制したいんじゃね?好きだから周りに手出しされたくなくて、」



こんな感じだけどトリアエズUPします、
第76話もAesuculapiusも加筆校正まだします、が、眠いです、笑

取り急ぎ、




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