萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

山岳点景:銀秋の空

2017-09-27 10:21:15 | 写真:山岳点景
尾花ゆく山の道、秋の青。


第2回 ☆なんでも風景写真☆ブログトーナメント
撮影地:ススキ草原なる明神山@山梨県2017.9

明神山は標高1,291メートル、なだらかな山容ですが悪天候時・夜間は危険です。
初心者コースと紹介されている+安易に登れそうと見えますが遭難者・行方不明者も少なくありません。
この夏も死にそうな顔で下山してくる手ぶら人をたくさん見ました、自助できる最低限の装備はしましょう?笑

○夏の午後はとくに天気が急転します、コレ撮影した後1時間せず豪雨になりました。
○見晴らしが良い草原状の山は風雨に晒されやすい=気温低下しやすいため低体温症の危険が高いです。
○浮石が意外と多いため、日没後の下山は転倒の危険が高いです。
○北斜面は森が深く野性獣の生息地=ツキノワグマ・イノシシも多いため早朝や遅い午後は遭遇の危険があります。
○水場も自販機もありません×草原帯のため日陰もなし→特に夏~初秋は熱中症・脱水症状の危険が高いです、飲料水は多め+帽子必携で。
○凍結しやすい山域=軽アイゼン・ストック必携+車道もアイスバーン・ブラックバーンによる危険高、早朝&午後14時以降は凍結します。
○11月~4月までは降雪地域です、厳寒期は零下20度を下回る日もあります。
○富士山はじめ入山しやすい登山ルートが多い山域=遭難事故多発帯+風が強い+雪も多いため、遭難通報すぐ来てもらえないこともあります。
※明神山に限らず、
草原になっている山は悪天候の影響を受けやすく、逃げ場もありません。
ルート自体の危険度は低いため軽装備でも登れる=初心者コースと紹介されるため、装備不足による遭難事故が多発してます。
低山でも楽ちんルートでも山は山、山の三品=水・雨具・照明器具はハイキングでも必ず持参してください。
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