自分の送別会@7月金曜の夜、
マーライオン化した御曹司クンの為に終電を逃して、
イキオイ御曹司クンが我が家(賃貸)に泊まることになり、
御曹司クンはワイシャツ×スーツのパンツ、一方こっちは部屋着でパソコン&テキストに向かい、
いつもと同じ夜時間のまま自分はいて、そんな隣で御曹司クンは缶ビール傍ら小説に号泣した、
「うえっ…なんだよコレ、最初から両想いなのに馬鹿のせいで引き裂かれてさあーひどいじゃん最後まで馬鹿またしゃしゃり出て…うえっ…でも皆がやさしー…」
感想を言いながらティッシュ箱を抱えて泣いている、
ホント子供みたいな泣き顔で、なんだか可笑しくて笑った、
「おまえ顔真っ赤だよ、ソンナ号泣できるってスゴいね、笑」
「俺だって自分で驚いてるってば、うえっ…小説でコンナ泣いたのねえもん、」
涙拭きながら泣いている、で、鼻かむとき俯いて顔見せないようにする、
そんな仕草なんだか可笑しくてまた笑った、
「鼻かむのに顔そらすんだ?乙女だね、笑」
「悪い?どーせ恋する乙女ですよーだ、」
開き直りが笑ってくれる、
その台詞に混ぜっ返してやった、
「へえ、乙女とかってゲイかつカマなんだ?笑」
たぶん過剰反応してくれるんだろな?
そんな予想どおり御曹司クンは真っ赤になった、笑
「っ、ちげーよバカっヘンナコト言うなよっ、」
「オカマホラレル言うじゃん?確かオマエそうだろ、笑」
「あーサイテーおまえ本当やっぱセクハラ弩Sっ、」
「サイテーなヤツの家に押し掛けるヤツはもっとだね?笑」
なんて会話して、
そうしたら御曹司クンは遠慮がち訊いてきた、
「なあ、読書感想やりとりするヤツがいるとか言ってたじゃん?あれさー…俺ともしてよ?」
そういう論法なんだ?
こんな提案で繋がろうとしてくれる、それが何だか痛ましいって思えて、
だけど続けるぶんだけ不毛だろう?
今ここでyesと言えば御曹司クンは満足する、
もしNoと拒絶したら不安がって自棄になるかもしれない、
自棄
↓
今夜が最期なら何してもいいや
↓
セックス強要
↓
乱闘
とかなるのもメンドクサイ、
それでも嘘吐くのは嫌で曖昧にSった、
「返信の確約ナシだけどイイ?」
「メールしても返事しないかもってこと?」
即で訊き返してくる顔はちょっと驚いていて
それでも笑って頷いたら御曹司クンは言った、
「それでもイイよ、でも着信拒否だけはしないでくれる?」
なんかホント悲しいなって想った、
ここまですがるほど御曹司クンは孤独で、だけど少しの気づきで人と添える。
それなのに添いたがるベクトルが今ずれてしまっているわけで、そんな分岐点に笑った、
「着拒は一度だけしたことあるよ?笑」
「え、おまえでもソンナコトするんだー…どうして?」
不思議そうにテッィシュで洟かみながら訊いてくれる。
そんな質問に少し相手しようかなって思って、パソコンのキーボードから手を離した。
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出先の休憩がてら少し書いたんでUPします。
コレや小説ほか楽しんでもらえたらコメント&バナーお願いします、笑
取り急ぎ、
智
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イキオイ御曹司クンが我が家(賃貸)に泊まることになり、
御曹司クンはワイシャツ×スーツのパンツ、一方こっちは部屋着でパソコン&テキストに向かい、
いつもと同じ夜時間のまま自分はいて、そんな隣で御曹司クンは缶ビール傍ら小説に号泣した、
「うえっ…なんだよコレ、最初から両想いなのに馬鹿のせいで引き裂かれてさあーひどいじゃん最後まで馬鹿またしゃしゃり出て…うえっ…でも皆がやさしー…」
感想を言いながらティッシュ箱を抱えて泣いている、
ホント子供みたいな泣き顔で、なんだか可笑しくて笑った、
「おまえ顔真っ赤だよ、ソンナ号泣できるってスゴいね、笑」
「俺だって自分で驚いてるってば、うえっ…小説でコンナ泣いたのねえもん、」
涙拭きながら泣いている、で、鼻かむとき俯いて顔見せないようにする、
そんな仕草なんだか可笑しくてまた笑った、
「鼻かむのに顔そらすんだ?乙女だね、笑」
「悪い?どーせ恋する乙女ですよーだ、」
開き直りが笑ってくれる、
その台詞に混ぜっ返してやった、
「へえ、乙女とかってゲイかつカマなんだ?笑」
たぶん過剰反応してくれるんだろな?
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「っ、ちげーよバカっヘンナコト言うなよっ、」
「オカマホラレル言うじゃん?確かオマエそうだろ、笑」
「あーサイテーおまえ本当やっぱセクハラ弩Sっ、」
「サイテーなヤツの家に押し掛けるヤツはもっとだね?笑」
なんて会話して、
そうしたら御曹司クンは遠慮がち訊いてきた、
「なあ、読書感想やりとりするヤツがいるとか言ってたじゃん?あれさー…俺ともしてよ?」
そういう論法なんだ?
こんな提案で繋がろうとしてくれる、それが何だか痛ましいって思えて、
だけど続けるぶんだけ不毛だろう?
今ここでyesと言えば御曹司クンは満足する、
もしNoと拒絶したら不安がって自棄になるかもしれない、
自棄
↓
今夜が最期なら何してもいいや
↓
セックス強要
↓
乱闘
とかなるのもメンドクサイ、
それでも嘘吐くのは嫌で曖昧にSった、
「返信の確約ナシだけどイイ?」
「メールしても返事しないかもってこと?」
即で訊き返してくる顔はちょっと驚いていて
それでも笑って頷いたら御曹司クンは言った、
「それでもイイよ、でも着信拒否だけはしないでくれる?」
なんかホント悲しいなって想った、
ここまですがるほど御曹司クンは孤独で、だけど少しの気づきで人と添える。
それなのに添いたがるベクトルが今ずれてしまっているわけで、そんな分岐点に笑った、
「着拒は一度だけしたことあるよ?笑」
「え、おまえでもソンナコトするんだー…どうして?」
不思議そうにテッィシュで洟かみながら訊いてくれる。
そんな質問に少し相手しようかなって思って、パソコンのキーボードから手を離した。
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