よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

未来像・・・

2008年03月17日 | Weblog
田舎に戻った当初から、売り場の確保に大変お世話に
なった組織の一つ「宮城県農産加工者連絡協議会」。
その支部総会の日。

昨年、その県本部の今年度をもっての解散が決定し、
支部としても来年度以降は解散!か、自治組織とし
て役所を離れて活動継続かの選択を迫られている。

その辺りが議題の中心となった。

約20年ほど前の設立当初は農家のお母さん方が中心と
なり「攻める農業 儲かる農業」を旗印に、一大消費地
である仙台を中心にイベントを沢山開催しお金を稼ぎに
行っていた。その当初は直売所などの販路が無かったから
お金を稼ぐ機会も無かったらしい。。

20年後の現在、産直コーナーも数多く、それぞれの生産者
も複数の直売所を掛け持ちし、イベントではなく常設商品
をつくるようにもなり、その活動も十人十色で、今では顔
を合わせる機会は年数回のイベント、研修などになってし
まった。

そうなると、今後の存在意義は?
きっと今日参加した人全てが自問自答していた
ろうと思う。


「攻める農業 儲かる農業」

その言葉は決して古いものではない。
けれど、少々その当時とは意味合いが変わって来た
んだと思う。
当時は純粋に生活する為のお金を稼ぐ機会を作る事
が目的として大きかったろうと思うし、それがお母さん
達の共有意識にもなっていたんだと思う。
生活がかかったいたから。

今は会員も団体、会社、個人と会員も様々で、
家計を支えるお金を稼ぐ目的の人もあれば、
家計にプラスαのお金を稼ぐ目的の人も居る。
昔は組織の下に位置していた個々の活動も、
それぞれの中で組織自体の位置づけがバラバラ。

その中でどういう共通意識を持てるのか?

実に難しい。

方法論ではなく、漠然としていてもいいから
パン!と見えるイメージが見えてこないから
場内は悶々とした雰囲気になってしまった(;¬_¬)

私個人としては、残したい部分もあれば、さっぱり
切り落としてしまった方がいいと思う部分もある。
その辺が組織存続のキーになるのかな。


1年後、結果が出ます。