私が生まれてから、ずっと我が家には猫が居た。
もの心ついた時、一番始めに遊んだ生き物は、猫。
途中、増えたり減ったりしながらも、それはそれは「めんこがってきた。」
ここ数年は2匹。
昔「黒い猫が目の前を通ると悪い事が起きる」と言われていたが、
実際飼ってみると、目つきは確かに悪かったが、テーブルなど、自分よりも低い場所を通る時は
必ず頭を「ゴツン」とブツけてあるくのが癖の、ナイスキャラの雄猫「くろピン」。
そして、母親が影猫だったせいか、今ひとつ慣れてくれなかったが、毛繕いが大好きで、櫛でカリカリ音を出すと
がに股で駆け寄ってくるメス猫「チェリー」。
昨年11月、雄猫の宿命か、ついに長い旅に出てしまったクロピン。
一人残され、ぬくぬくと体を寄せ合う相棒が居なくなって寂しそうにしていたチェリーが、
今夜死んでしまった。。。
今朝、あまりにも体調が悪そうで、病院に連れて行くも間に合わず。
抱きかかえた瞬間に「ダメかも…」と思ってしまった、予感させる生気の無さが今だ感触として残る。。
残念。
永遠に生きる生物はいないけれども、もう何匹看取って来たことか。。
ん~悲しい。