よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

チーム”す~ぱ~四万十”来訪!!はじまる「TOHOKU SHINBUNBAG PROJECT」!

2012年08月27日 | 復興プロジェクト

早朝より鳴子公民館へ。
昨日のつづき、JTBの方々とのワークショップ。

新聞バック折りを体験して頂き、最後に意見交換の時間を作って頂いたのがよかった。
新聞バックをいかにビジネスとして流通させて行くのか、そのあたりで色々とご提案をいただけました。
エシカル、というキーワードが出てきました。
今後に必ずつなげます。


そして大急ぎで古川駅へ!
海山ネットが動きだし、新聞バックを教わったのが一年半前の出会い。
そこからご縁で新聞バックを通じての交流が始まり、四万十へも行きました。
んでもって、「地域の価値をつくる」というのを実践している彼らにとても学ぶものが多く、
ぜひ一緒に何かをやりたい!!
とお会いするたびにアピールした甲斐があったのかなかったのか、
ついに念願叶い、一緒のプロジェクトを進めるコトになりました!

TOHOKU SHINBUNBAG PROJECT!!

メンバーがす~ぱ~なんです!!


写真左から、
○プロジェクトリーダーの畦地社長!
○ファンドレイジング担当 畠中洋行さん!
○一年半前に鳴子に来てもらった新聞バックインストラクター&NPO法人river事務局黒田さん!
○歌手のう~みさん!
○そしてご存知!!プロフェッショナルにも登場のデザイナー梅原真さん!
○一行のまとめ役、そしてプロジェクトのまとめ役、スーパーファシリテーター畠中智子姉さん!

これまで一年半我々もやってきた新聞バック。
仕事づくりを、と扱い始めたのが最初でしたが考えれば考えるほどに、
そこに内包される価値に気付くの連続でした。
震災から何も変わらない現実を過ごす人達の仕事作り、というベースは残しつつ、
四万十の環境保全で始まった新聞バック、そのノウハウを持つ四万十、
そして現地で活動してきた我々と一緒にこの活動をボリュームアップすべく始まったのがこのプロジェクトです。

初回の今回は南三陸の場所を借り、
海山ネットの他、現地のNPO、また県南の企業なども集結して、
まずは現地の声を共有することから。



チーム四万十でベースプランは練ってきていただいたのですが、
素晴らしかったのがゴット梅原先生のプレゼンテーション。
これまで四万十他で携わってきたデザイナーとしての仕事、
それがどういうものかから始まり、デザインするということの本質。
商品が生み出される背景、視点を変える発想を変えるコトで生まれる見方、価値。
”デザイナーの仕事は商品を生み出す過程の問題解決”という言葉が深かったぁ~~。
新聞バックの可能性と価値のところで、
Appleのスティーブジョブズを引き合いに出した話は面白かったし、
”こうなったらいいなぁ”という妄想が大事という部分も妙に腑に落ちました。

そこが今の世の中にかけてるところだと思う。
テレビをつけても国を引っ張る政治家が理屈ばかり。。
お!と感覚で反応できる言葉が無いからみんな無関心になっちゃう。

四国に行った時にもお会いし、話をする時間もあったけれど、
あまりのオーラにご挨拶が精一杯(~_~;)でした。
今回は絶対に”もっとしゃべる!”(笑)と心に決めていたので、
ワークショップのグループは梅原班に入りこみました(^O^)/

あっという間の三時間で初回のワークショップは終了。
次回からいよいよ具体的なプランが進んでいきます。
畦地社長から言われていることですが、今回のプロジェクトの成功は、
我々がチーム四万十と共に時間を過ごし、力を付けて我々が核で掴み取らなければ意味がない。
それが四万十とコラボする意味でもあり、自分たちの東北の為になることでもあります。
エラいプレッシャーです!!


帰り、海山の新聞バックを折ってくれているHさんたちの仮説によりました。

Hさん達も大喜びで、せっかくなので記念にちょうど織りあがったバッグに梅原さんにサインを頂き、



緊張が取れた私も入ってみんなで記念撮影!!

んで夜は待望の懇親会を企画。
初回だったので海山メンバーと有志、四万十の方々で。

そこでも梅原さん先生の話を真正面で!!
楽しくて楽しくて、久しぶりにMAXテンションで日本酒までガッツリと頂きました。
ここでも妄想発想がどんどん浮かんで話が盛り上がりました。
時間の最後に海山ネットメンバー梅農場の宗一さん登場。
キャラがすごすぎて、少ない時間でぜ~んぶモッテいかれちゃいました。”宗一劇場!”


梅原さんの企画書に書かれたサブタイトルには
「タノシムチカラで東北復活」
とあります。
まさに、私たち海山が歩んできたその先にぴったりの言葉だなと感じました。
最初は目一杯、お互い様だから出会った人をなんとかしたい、
そのうち1人また1人と仕事についたり何かを始める人が出てきた。

前に進む、というは相当なパワーが必要です。
それのキッカケは些細な事かもしれない。
海山ネットを通し、私が出来ることは、私もそして関わる人も思わず反応しちゃうオモロイ事。
それを見つけることが第一歩だと思う。
そうじゃないと理屈になっちゃう。
そうじゃないと海山ネットも私も取り残されたオンブズマン活動になっちゃう。

拡がりはタノシムチカラがあってこそ。

次回以降も気合をいれていきます!

朝から晩まで充実な一日でした!

ニホンシュがキイタ