今日から9月。
出来たら今月一回。
来月は数回、地元で「よっちゃん市」(仮称)を始めます。
やりたい場所の検討はついてますが、
地主にも言ってません。
仲間と楽しくやりたいですが、まだ誰にも言ってないです。
なんでかというと、
私の生業である仕事も、海の手山の手の行き着く先も、
そして地元の仲間たちとでっかく発信したい価値観も、詰まるところは一緒だと私は考えています。
けど、やっぱり新聞バックの海山ネットというのが外部からはわかりにくいんだろうな、と思います。
だから、地味でも毎回1人しか話す人が来なくてもいいから「やろう。そして伝えよう」と思ったからにすぎません。
海山ネットの活動、新聞バック、これらは小さくともいいから、ビジネス、事業にしたいと思っています。
それは震災を経て自分が感じた手仕事、知恵だったりという「ローテクの価値」、
それを少しずつでも仕事作りの事業にしたって価値があるだろうと思ったこと。
そして原発問題という複雑すぎる問題が全く解決の見通しのない中、
こういうローテクな産業に接することは、人という生身の生き物が地球の上で生かされている、
という根本を忘れない為にもあっていだろうと思っていること。
ここでよく「ブツブツ交換が理想」といってるのは本心で、
よっちゃんなんばんとiPad交換出来たらおもろいな、と半分本気、半分冗談で思っています。
ブツブツ交換というのは楽しくもあり、難しくもある。
それだけ作り手の買い手の真剣なコミュニケーションによって成り立ちます。
けれど一方、根本で人の体温が通い合うところには楽しさ面白さが必ずある。
私も零細ながらやっとこすっとこ唐辛子の加工で飯が食えているのは、
商品そのものの完成度、というよりはそういうプラスαの部分によるのが大きいのでは無いか、
とカミさんとよく話題にします。
そういうのって、田舎のいいところだろと思います。
そういう「人の温度を伝える」こと自体に価値がある、というのが私の考え方です。
だから、それを商品にしている私や仲間の発する価値と、
新聞バックというキッカケで生活を再建したい、前に進みたい!という想いの価値、
これは似たようなところがあるな、と考えるのです。
それは海山教室のブログでかいた気がするけれど、そういう価値観の共感が繋がりを生みます。
四万十もキッカケは四万十川の環境保全で始まった新聞バックだったけれど、
今ではその考えが根付き、廃れそうな田舎のの自然、そしてそこに住まう人が再び元気を取り戻し、
交流人口が増え、新たな地方・四万十の価値を作り出そうと活発、元気です。
株式会社四万十ドラマの畦地社長と一年半前に始めて話した時、
理解というのではなく、それだー!と共感したのがその部分で、
今回は新聞バックをキッカケにプロジェクトをやりますが、まさに肝の部分はおんなじです。
ちょっとは伝わったかな。なかなかまとめる暇がないですが、
敬遠されようがなんだろうが、ここでももっと発信してくべきですね。
だから、よっちゃん農場というもの、海山というもの、を伝え、商品を売る場所。
そして、仲間と一緒にここの地域に住む楽しさを伝播する「場」を、
自分でやってみようということにしました。
以上です。