頂きました!グランプリです!
応募点数500を超える中の一番です!すごいです!
海の手KAさん、二年連続入賞しました!!!
高知には午前中に着いたのですが、ち、ちょっとだけ高知を堪能しちゃおうとアチコチ廻ってしまい、
すこ~~し遅れて会場入り
入ると既に、
デザイナー・梅原真先生、
空間デザイナー・石村由起子さん、
㈱四万十ドラマ・畦地社長!
による公開審査中。。。
この時点では既に審査員の皆様が展示をひと通り周っており、
自分が良い!と思ったものをピックアップ。
それが壇上に並べられて最後の「公開会場審査」になります。
慌てて壇上の新聞バックを舐めるように見渡すと、
「おーー!!!!あるあるKAさんっ!」
とテンションが上がる。
そして、、、、
歓喜の瞬間!!
便乗してみんなで歓喜!
KAさん、昨年も入賞しました。
(ちょっと分かりにくいですが。)
昨年も海の手山の手ネットとして応募しました。
コンクールには色々なアイデアが盛り込まれた新聞バックが並びますが、
もともと四万十のバックとは違い、
海の手山の手としては「手仕事」としてスタートした新聞バック。
心境も状況も今よりももっともっと落ち着かないなか
「お金を頂く商品としてしっかり作ろう。
そして四万十からせっかく教わったバックだから、あちらにも迷惑をかけないように」
と、基本の形を一生懸命に折る日常の中、心境そのままのバックを出品するのが精一杯でした。
みんな地元の新聞の記事で、とにかくこちらの現状を伝えたい、との思いもありました。
今年のKAさんの作品は「もじゃくりバック」
折り上げる前に新聞をもみ、独特の風合いを出しています。
また、
選んだ広告面は緑の綺麗なお茶畑。
新聞も揉み、お茶も揉む。
なんというセンス。センスの足りない私から見てもKAさんの折手としての感性の良さを感じます。
一年という時間の中のちいさな進歩。確実な一歩。
梅原審査委員長の審査基準。
「ちょっとした工夫で、
捨てられるだけだった新聞紙をもう一度使うという、
その豊かさが感じられること」
少しずつ、そんな気持ちも持てるようになったのかもしれません。
来年がますます楽しみ。
今年のコンクールも面白かったです。
受賞作品。
先日こちらでインストラクター養成講座を開いてくれたタカムラ先生も受賞(めでタイ)
すごかったのは右端の犬のお散歩バック!
外側にはリード入れポッケ、中にはウンチバックも入ってる優れもの!
モッタイナイ × オリガミ
私もこの一年半感じてきたものが、全て「新聞バック」に内包されているな、と感じます。
先日ふと「もったいない」の意味を、とあるラジオで久米宏さんが話していました。
日本ならではの言葉で、勿体ある、というのが「ものをあるべき用途で使い尽くす」というような意味。
勿体は本来「物体」が由来。
ゆえに「勿体無い」はモノが本質的な用途で終えられず、粗末にしてしまう、というような意味らしい。。。
「捨てるはずの新聞が」という以上の意味を感じる新聞バック。
もっともっと、、込められるメッセージは深い気がする。。
私らなりに、まずまた一年。
どうおもしろがれるか。