昨年も道の駅に新聞バックを購入頂きましたが、
今年は直売所グリーンアップの初売りに使っていただきました。
昨年からスタッフのんちゃんもよっちゃん農場として店当番に出てもらうようになり、
見栄えのする誌面であれば新聞バックにするから新聞くださいと会員の農家の仲間に声がけ。
その新聞を材料に海山でバックにしたものを買い取っていただき、正月初売りの景品に。
店でもレジバックを廃止しているし、そんな取り組みと復興プロジェクトへの関わりは店にとっても
小さいけれどもメッセージのある発信。
そんな主旨を直売所会長も理解してくれての採用になりました。
小さいことだけれども、地元からも少しずつ輪を広げる。これも大事。
その後、役員で初役員会をしました。
この店は農家戸数40ほどでパートを一人雇用して経営しています。今年16年め。
ここら地元でも「直売所」では早い方です。
紆余曲折ありますが、みんな仲良くやってます。
来月には5年前からの積み立てでなんとハワイ旅行に行っちゃいます!(私は行けないけど・・・)
そこで「今年何をやるか」を話し合いました。
細かい企画とかではなく、直売所として「何を付加価値として魅力を作っていくか」の内容。
昨年末、お客さんからの需要があったにも関わらず、しめ縄、切り餅、凍み豆腐の品ぞろえが満足に出来なかった、という反省が発端。
どの商品にも共通することとして
●担い手が少なく商品の安定供給が難しい季節物。よって仕入れが安定しない。
●会員で出来ないこともないが、通年の生業作業に加えて師走で忙しくて手が回らない。
ようするに「日々の生活費」を稼ぐ商品というよりは、身近に接してきた地域文化的な風習商品というのか。。。
それをどう解決するか。 やめちゃってもいいんです。 今や大手がなんでも作っちゃうから。。。
んでもやっぱ、私で言えば餅は自分でついたの食いたい、送りたい、無かったら仲間の曽木さんのを、、、意地でも◯トウの切り餅は買いたくない!
それはやっぱりなんというのか、地元の、身の回りのもの、顔や表情が見える、体温が感じれるものをと思うから。
大きく言えば最近のNPOや地域づくりで出てくる課題とおんなじ要素を含んでいます。
「ここにしか無い価値」が終わっちゃう危機。どうしよう。ということ。
ざっくり言えば形を継続するならNPOでも立ちあげて受け皿を作るかというのが今風なのかもしれないけれど、
それはしたくないというのがあるんですよねー。違っちゃう。それって体裁はいいけど「地」が消えちゃうって感じてしまう。
これは私が海山をやっていても日々感じる事です。
ナマナマしいのは嫌だけど、体温がないのはやっててオモロクナイ。。。
だから、話は今年の年末だけど、微々たるものでも仲間が集い、店を経営し、ちょぴっと利益もあるんだから、
そんな価値を「どう仕入れるか」ということのみではなくて、お客さんも交える形で季節商品としてのこす仕組み作りをしてみようじゃないか!
という事にまとまる。
みんな本気。 これがいい。
年始一発目の会議は楽しく終了となりました。