ガス屋さんの悲劇

こんにちは。

お昼ご飯を食べました。

格別なことがない限り、お昼はお蕎麦と決めています。

断食の際の石原先生から教えていただいたのを、実践しているわけですね。

おそばにたっぷりのワカメとトロロ芋を入れて食べます。

案外飽きずに食べれるものでありました。


さて、今月も知らぬ間に１０月となっていましたよ。

良い天気で、風もさわやかな朝でした。

そんな今朝は、バアチャンのところに、先日壊れたガスレンジを新しいものに交換しにガス屋さんが来ていました。

何を料理するほどのこともないのですが、最新式が好きなジイちゃんは、なかなか立派なガスレンジを選んだようです。

ちょうど備え付けが終わった頃のようで、ガス屋さんの隣にバアチャンがイスに座っておりました。

聞くともなくそばで聞いておりましたら、ガス屋さんはおもむろに、レンジの下の方にあるコントロールボックスを開けたのでありますね。

そんなものを見たこともないあたしは、少々驚き。

おぉ、今どきの最新式は、こんなものまでついているにょね。
（タイマーとか、温度計とか、作るもの専用のボタンまでついておりますた）

そばで、バアチャンがしきりに使い方を聞き始めました。

バアチャンの質問に、ガス屋さんは丁寧にお答えくださっております。

「ご飯をこれで炊くときは、このボタンをこうするのでつ」

ガス屋さんが言いますと、

「土鍋でおかゆを作りたいときはどうするのでつか？」

と、バァちゃん、質問。

ガ　「土鍋は使えないのでつ。センサーが土鍋を感知しないのでつよ」

バ　「では、土鍋でお米は炊けるのでつか？」

ガ　「いやいや、だから、土鍋ではご飯もおかゆも出来ません」

バ　「では、何が出来るのでつか？」

ガ　「あの、ご飯もおかゆも出来るのでつ。でも、土鍋では出来ないのでつ・・・いや、出来ますが、センサーを使って作ろうと思うと出来ないのでつ・・・」

・・・

こんなやりとりを延々としている二人を、あたしはそっとしておいてあげました。

（さわらぬ神に、タタリなし・・・ガス屋さん、頑張ってね）

おもしろい漫才を、朝から楽しんだあたしでつ。