ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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非日常への憧憬

2010-04-04 15:10:00 | ノンジャンル
こんにちは。

4月最初の日曜日。

3月までの喧騒がウソのように、この週末はユルイ時間が過ぎています。

店番をしながら3月の決算を終え、本日のブログを書く事にします。


昨日のこと・・・

店の入り口の自動ドアが開くチャイムの音で、来客を知りました。

その時2階にいたあたしは、いつものように「ハァ~イ」と大声で返事をしながら、階段を駆け下りたのでありました。
(わざわざ大きな音を立てて階段をドタドタと駆け下りるというのは、お越しいただいたお客様に「あぁ、今まさに2階から店の人が降りてくるのだな」とわかっていただく為のテクニックなのですね)

事務所から店に顔を出せば、そこにいたのはF

「ぴかさん、車を置かせてください」とやってきたのでした。

なぁ~んだ、Fだったか・・・と心の緊張を解いてふと足元を見れば、



つい先日買ったばかりのトレッキングシューズを履いたままだったのね。

靴というものは、誰もがそうだと思いますが、新品を初めて履いていざ本番となると、靴擦れを起こしたりすることもあるのだね。

経験則として知っているものですから、いつかのその日の使用に備えて、あたしは家の中で慣らしのために履いていたのです。

履いたまま台所に立っていたところで、チャイムが鳴ったのでありました。

Fが、

「ぴかさん、新品の靴をおろすときは、午前中が良いらしいです」

と言いました。

・・・そう聞けば、むかしむかしの子供の頃、親にそんな事を言われた気がします。

Fだから感じられたのかもしれませんが、遠い記憶の懐かしい感情も一緒に思い起こされた一瞬でした。
(この話がわかる人が、読者の中に何人いるのだろう?)

ところで、その後そのトレッキングシューズを履いたままいて、フト思った・・・

年初からおよそ3ヶ月間多忙であったという理由から、気分転換とオノレの楽しみのために熊野旅行を決めたのだよ。

それは、非日常へ己を置くことで得られるであろう快感を期待してのことですね。

昨年思いつきで上高地へ行った時、それはまぎれもなく非日常の喜びを満喫したのですが、その時の足の指の血豆の痛さもまた、その時の快感の一部だったのではないか?

・・・

と、そこまで思いは至ったのですが、わざわざ痛い思いをすることをわかっていながらするのはやはりアホであろう・・・と結論付けまして、今日も靴を足に慣らすべく、一日中トレッキングシューズを履いて家の中を歩き回るのでした。
(コレもまた、非日常だなぁとも思ったりしています)

・・・

いろいろな事を考えているPでした。