ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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人間的な、あまりに人間的な・・・

2010-09-13 11:17:00 | ノンジャンル
おはよ。

今朝はなぜか4時に目が覚めました。

外を見ると、霧雨が降っておりました。

パンツ一丁でベランダの窓を全開にして、ももちゃんと並んで窓外を眺める・・・

昨日が実質的な残暑のあがきであったかと、それはそれで、過ぎし夏への郷愁を誘うものであります。

Time is gone.


さて、ひじょ~~~に珍しく、長男から電話。

(いつ以来だ?)

「あ~・・・タケルだけど・・・」

と、電話の向こうで、聞きなれた低いエエ声(エエ声といわれているらしい)が響きました。

どうやら大学院の試験に合格したことの報告です。

「それは、お前の望む道であったのか?」

「うん」

・・・それで良い。

それがたぶん、今のお前のすべてだろうと父は思っておりますよ。

お金の負担をかけることを、電話の向こうでバツが悪そうに言うところも、お前らしいよ。

3年後どうなるか?

10年後どうなっているのか?

そんなものは誰もわかりません。

ただね、いつかはわからぬにせよ、こうありたい!こうしたい!とオノレに問い続けることは大切だと、はなむけの言葉として君に送ってあげよう。

そして、そうなれかし!と、父は祈ろう。

タケルへ

心から、おめでとう。




少し前のこと・・・

敵Fとお話しをしていて、彼がこんなことを言った。

「ぴかさん、親が死ぬと、悲しい?」

・・・

十分に生きたであろうと他人ながら息子として思えたら、それは悲しいという言葉ではないかもしれない。

ただ、逝く人の思い出に涙はするであろうと思う。

そして、長男の電話でこんなことを考える・・・

「子供たちが死んだら、悲しいか?」

・・・

52年を経た人間は、52歳までの経験として、オノレが進化した道を理解しています。

それはその道程が良くも悪くも、あたし自身の今ここが幸せであればあるほど、次の世代に「人生、なかなかエエものだよ」と言える確信があります。

命の長さはどうにもならぬことは承知のうえで、願わくば、「人生、エエものだ」と言える父の所までは生きていていただきたい。

あたり前の言い方になりますが、

親より先に、逝ってはいけません!

この祈りだけは、どうにも解脱できぬあたしの宿題であります。

父の涅槃は、まだまだ遠いのでありました。

(この理屈でいくと、あたしも当分死ねないのだよ)



S宗さん

いつもながらのお心遣いのメールを、ありがとうございました。

善き事がなだれのごとくあなたに降り注いでおりますね。

それは、ご自身と周りの皆様の因果でありますよ。

どうぞどうぞ、皆様ますます穏やかでお幸せでありますように。

おめでとうございます・・・

・・・

お爺ちゃん