期待以上の呉服屋になれるのか？

おはよ。

今朝は寒いね。

あの人もこの人も、風邪など引かず、穏やかでありますように。


さて、昨日のこと。

ご注文いただいた着物が出来上がり、その着物を受け取りに、お客様の奥様とご主人そろっておいでくださいました。

奥様がおっしゃいました。

「今日は大安で、その上、私たちの結婚記念日なのよ。
わざわざその日を選んで、取りに来たのよ。」

それを聞いて、咄嗟にあたくし、

「おめでとうございますッ！」

と申し上げたのは言うまでもありませんが、と同時に、先般の中村文昭さんの言葉「相手の期待以上のこと」を考えたのでありました。

ちょっとお待ちください・・・と申し上げ、事務所へ・・・

さて、ここが勝負だぞ・・・と心でつぶやきながら、あれこれと物色してみます。

ここでお客様の期待以上のなにかがプレゼントできないものか？

考える、考える、探す、探す・・・

が、めぼしいものが何もない。

う～む・・・

苦し紛れに冷蔵庫を開けてみますと、まだ封を切っていない「虎屋の羊羹」が１本。

あたくし、それを手にお客様の前に再び向かい合い、慇懃に、

「改めまして、ご結婚記念日、おめでとうございます」

と申し上げながら、虎屋の羊羹を差し出したのでありますね。

その後、和気藹々の中、お客様は帰っていかれました。

そんな車の後ろを見送りながら、

「結婚記念日に虎屋の羊羹は、期待以上のことであったのであろうか？・・・でも、なにかが違う・・・」

と、自問するのでありました。

引き分けでは、ダメなのよ～

おはよ。

昨夜の中日巨人戦は、大変おもしろいゲームでしたが、１２回引き分けに終わってしまいました。

残り３試合を全勝しないと、中日の勝ちはありません。

どうする中日？

どうする落合監督？

今朝のあたしは、昨日にまして気合を込めて、般若心経を唱えるのでありますた・・・（まさに神頼み）


さて、昨日はお仕事の途中でトイレ休憩にＦ先生がお立ち寄りくださいました。

アレヤコレヤのお話の途中で、またＣＤを貸してくれました。

「コ・ディペンデンシー」（コレだけでは意味がわかりませんね）

とタイトルがついています。

今朝ほど聞いてみました。

・・・不思議な内容でありますが、治療家のＦ大先生にはなにか意味がありそうな感じがします。

そういえば、昨日の会話然り、この頃のブログ然り、Ｆ先生はますますその腕に磨きがかかってきているようですよ。

http://fujiisyoten.cocolog-nifty.com/gaia/

今のところ、国内第３５８位あたりにいるＦ先生ですが、いずれ日本屈指の大先生になることは間違いないと思っています。

心から応援いたします。


・・・以上、国内５２９８位の呉服屋、豊坂屋からお送りいたしますた。

失礼しまっす。

今月は赤字ですね

おはよ。

１０月となり、早３週間余が過ぎました。

年末年始に向けて、例年であれば商いも佳境に入るころでありますが、世界経済の変化の波は、豊坂屋にも及んでいるのでせうか？

売り上げがありません。

・・・お客様のお財布の紐が、随分と固く結ばれているようでありました。

まぁ良い。

世の中のすべからくは、あざなえる縄の如し。

何が良くて何が悪いかは、あたしの理解をきっと超えているのであります。

目の前の光の道を、あたしはただただ進むだけなのでありました。


さて、そんな中、一組のお客様がご来店。

お嬢様と連れ立って店に来られたそのお客様は、あたしの顔を見るなり、

「５万円できました。これで良いですか？」

と言われます。

一瞬の間をおいて、あたくし、「アアッ!」と心で叫んだのでありますよ。

実はこの方、かつて電話をくださって、

「今はお金がないのですが、振袖を貸していただけますか？」

とお尋ねくださったお客様なのでありました。

そのときあたしは、さすがにお断りをしてしまったのですが、直後に、それほどの想いでお嬢様に振袖を着せてあげようとしていたのを、無碍に断った自分を情けなく思っていたのでありますよ。

しかし、それも忘れてしまっていたこの頃に、ヒョコンとお越しくださいましたこのお方。

まさに、あざなえる縄の如きご縁があったわけでありました。

ありがたく商いをさせて頂きまして、またお客様がおっしゃいました。

「残りのお金は、１２月２７日に必ず払いますから。」

あたしは、心からの感謝を込めて、

「よろしくお願いします」

と申し上げたのでございます。


・・・

たかが呉服屋。

されど呉服屋。

ありがとうございます。

（でも、やっぱり今月は赤字だね）

いろいろ考える秋ですなぁ

こんにちは。

１１月間近ですが、あたしは今日も半袖ですよ。

昨年の今頃がどうだったか覚えていませんが、あたしにとってはありがたい陽気です。

タイトルは思いつきです・・・すみません。


昨夜は、８回までテレビで中日巨人戦を見ていました。

３対３・・・緊迫した場面でありました。

がっ！？・・・

その後の記憶がありません・・・

・・・

ありません・・・ありません・・・

・・・

寝ちゃったのね。


６時に目覚め、早速勝敗チェック。

なんと、中村さんの活躍で、中日が１勝同士のタイに持ち込んだようであります。

敵Ｆならびにきみ君あたりは、さぞやお喜びのことでありましょう。

今日からまた連戦となりますが、中日ドラゴンズの選手の皆様。

２年連続の日本一に向けて、頑張ってください。

今夜もあたしは、般若心経を唱えながら、応援していまつ。
（そんな人はいないですね）

なかなかの定休日

こんばんは。

更新が遅れましたね。

実は・・・


定休日の本日は、珍しくさほどのご用がありませんでした。

ということで、背中に大きな羽の生えたあたしは、コレ幸いとばかり朝からつるちゃんとお遍路さん三昧であります。

前回の続きから、半田市内のお寺を皮切りに、知多半島の東側をドンドンと南下していくのでありました。

地図を便りではありますが、道は大体覚えましたので、順調にお寺を回っていきましたのよ。

当初曇り空だったのが、いつの間にか日差しは明るくなっております。

エエ気持ちでありました。

お昼少し前、師崎までやってきました。

さて、このあたりで、先日いただいたカヨチャンの柿のお礼に、チリメンジャコを送ろうと思うのであります。

当てがあるわけではないので、とりあえず魚ひろばへ行ってみました。

目当てのチリメンジャコにカチリ、そしてアナゴの干物を１パックにつめて、カヨチャンに送りました。

とりあえず、一つ課題をクリアー。

今日のお楽しみがもう一つ。

しょれは、・・・少し前に店にやってきたＳＳＫさんが、「久しぶりにマルハのエビフライを食べたわ」と言ったのが大変印象深く残っていたのですね。

マルハのエビフライ・・・

知る人ぞ知る、でかいエビフライであります。

以前それを食べたのは、もう何年前になるのでしょう？

１０年位前かもしれません。

あぁ、巨大エビフライ・・・食べたい！（というより、拝みたい）

こうして、本日二つ目の課題は、マルハのエビフライを食べることでありましたの。

魚ひろばの近くにあります、マルハ本店にやってきましたよ。

飾り気のない店内に入り、メニューを見ます。

「フライ定食（エビフライ１匹ついています）　９４５円」

見つけましたよエビフライの文字。

その上、小食のあたしにはとてもリーズナブル。

ヨシ、コレで行きませう！

早速にオネイサンに注文しますた。

やがて・・・

ついに来ました、フライ定食！

・・・がっ！？

・・・

・・・おや？



確かに巨大なエビの尻尾が見えるのですが、あたしの想像していたエビフライぢゃ、ニャイッ!

マルハのエビフライは、キャベツとともに、一匹丸ごとドーーーンといないといけないのでつ!

こんなエビフライは、エビフライぢゃ、ニャイッ!

でも、メニューに偽りがあった訳ではなく（確かにエビフライがついてますた）、とても悲しい気持ちで、あたしはビールとともにエビフライ定食を流し込んだのでありますた。（その上、もっと悲しいことに・・・なぜか？ミソダレ）

意気消沈したまま会計を済ませて、外に出ます。

あたしの心とは裏腹に、太陽はますます明るく輝いておりました。

そうだ！こんなことでくじけているばやいではニャイ！

ということで、気分転換に、そばにあるマルハ直営の温泉に入ってやりました。



「うめの湯」でつ。

実はあたくし、ここに入るのは初めてなのでありました。（たぶん）

時間的に、お客様はあたしともう一人だけでありました。

湯船につかり、海を見ながらユルユルするのは、とても気持ちが良いッ!

コレですっかり、マルハのエビフライは放念いたしますたよ。

小さいながらサウナもありまして、汗をかきかき、温泉を堪能したのでございます。



ここには近いうちにまた来ることになりそうです。

あぁ、ええ気持ち！

しばらく汗が引くのを待ちまして、再びつるちゃんとお遍路さん。

この後、５つくらいのお寺を回り、本日のお遍路さんは無事に終了いたしました。

３１くらい回りましたよ。過去最高でつね。

後はいつもながらのルーチンワークをこなして帰宅。

大変充実した定休日と相成りました。

あぁ、楽しかった。

めでたし、めでたし・・・