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初期研修で、「PTAの組織と運営」というテーマで指導をする・・・PTAって何?

2020年10月18日 | 学校経営
 初期研修で、「PTAの組織と運営」というテーマで指導をすることになった。

 時間は、20分間。

 はじめに、基本的な内容を教える。

 「PTAの歴史(日本での始まり)」

 「PTAの目的」

 「PTAの主な活動内容」

この後、次の3つの発問をする。

 
1 (現任校と他校のPTA組織図を見せながら)「2校の組織で、違うところはどこですか?」
(答えさせる)

2 (現任校と他校のPTA組織図を見せながら)「2校の組織で、同じところはどこですか?」
(答えさせる)


  この2つの発問で、PTA組織は、学校によって違いがあるが、「総会」「役員だけの会」「各部会」という組織で活動していることが分かるだろう。


 3つめが、これ。

3 「この半年で、管理職が、PTA会長や役員さんに電話連絡をしたのは、どんな場合でしょうか」


(答えてもらった後、次のような内容の話をする。)



 奉仕作業やPTA新聞発行等、PTA活動前の打ち合わせはもちろん行うが、それ以外にも、学校行の変更の際には、必ず事前に相談をした。

 今年はコロナ対策があったので、通常の年よりも更に多くの相談をした。

 例えば、運動会の実施についてである。「どのような形で実施するのか?」「来賓は招待できないが良いか?」「前日準備や片付けの協力について」等々である。

 例えば、参観日の実施方法についてである。3密を避けるための実施方法を提案し、了解していただく。

 特に保護者が関わる学校行事については、必ず事前に相談をする。

 そうすることで、もし不都合な点があれば、指摘してもらうことができる。保護者の立場で考えると、もっとこうした方がよいのではないかというアドバイスをいただけることもある。

 また、一度了解してもらった場合は、学校とPTAの組織が一丸となって教育活動に取り組める。協力してもらえる。

 基本的には、「すべては子供達のために」という考え方で活動しているのがPTAの組織である。

 相談しながら学校の教育活動を進めることで、学校の強力な応援団になってくれる。

 それが、PTAである。
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