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算数の授業では、練習問題を解く時間を10分程度は確保したい

2020年10月27日 | 授業づくり
 算数の授業を参観すると、授業の終末に練習問題をさせない場合を見る。

 その時間に扱う問題が1問か2問なのだ。

 これでは、問題を解けるようにはならない。

 授業の終末では、練習問題を解く時間を10分程度とるべきだ。

 解くことで、その授業で学んだ内容がより理解できるようになる。

 解き方が身に付く。

 そして、この練習問題を解いている間に、教師は、どれか1問で良いから丸をつけるべきだ。

 机間巡視をするのである。

 丸をつけてほめてあげることで、子供は、できた喜びを味わえる。

 できていない場合は、少しだけ(15秒以内で)アドバイスをする。

 できていない子がいれば、それは、教師の教え方の不備を教えてくれているのだ。

 その子から、学べば良い。

 きっと授業改善のヒントが見えてくるだろう。


 練習問題を解く時間を設定することで、子供は理解が深まり、技能が身に付く。

 丸をつけて回ることで、子供に自信を持たせることもできる。

 できていない子がいれば、その子から、自分の授業の不備な点を教えてもらえることになる。

 
 算数の授業では、練習問題を解く時間を10分程度は確保するよう努めている。



 
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