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Pretenderの備忘録

世直し

2004-11-24 04:41:47 | 日記
今朝、出勤途中、自宅近くの駅の前の一通の道を車が通り過ぎるのを確認し、歩いて渡ろうとしたところ、反対側から凄い勢いで自転車が突っ込んできた。「危ない!」と先方が叫んで、自転車が僕と軽く接触して、急停車した。幸い、双方とも転んだりはしなかった。前後に子供を載せた30くらいの母親は、その先にある保育園に急いでいるのだろう、僕をチラッとにらむように見ると何も言わずに自転車をこぎ始めた。僕はあっけにとられてその場に立ちすくんだ。 どう考えても、交通規則上、僕は悪くない。 だいたい、子供を二人も載せて、あんなスピードで突っ込んできて、車が来たらどうするのだ。危ない、危ない。 それに、子供の前で、自分が悪いのに「すみません」の一言もいえない。子供は親を見て育つ。これでは、謝罪ができない社会的に欠陥のある子供になってしまう。 腰が悪くなかったら、追いかけて説教したと思う。「子供を載せて、こんな道を飛ばすなんて危ない。だいたい、そっちが悪いのに詫びの一言も言えないのか。子供の前で悪いことして謝らないのはまずくないのか」でも、腰が完全でなく、走って追いかける気力はない。 オフィスについて、地元の掲示板にアクセスしてみる。子育て掲示板を発見。保育園、幼稚園の情報交換みたいだ。そこに書き込んでみる。状況、起きたこと、感じたこと。さて、どんな反応がでてくるか。 先日は、混雑する電車で、僕の前に座っていた女子高生が、足を組んで化粧を直していて、靴が僕のパンツに当たった。「靴があたってるんですが」と大きな声で言ったら、ビックリして足を組むのを止めたが、睨んで、一言の詫びもなかった。校章をチェックして学校に通報することも考えたが、そんなことをしても無駄なタイプだと思い、止めた。最近、混んでいる電車で足を組んだり、投げ出す人が多い。込んでいる電車を降りる際に、一言、「降ります。」とか「すみません」と言えばスムーズなのに、黙って押しのける人。中距離電車では、ゴミを平気で座席に残して降りる人。機会を捉えて注意を促してきたが、危険だから止めろと回りは言う。 注意して、逆切れされて、殺されたり、傷つけられたりというケースは非常に多いようだ。女性を注意する際は、女性が腹いせに痴漢の濡れ衣を着せることも多いと聞く。 小心者の僕は小さな世直しにも躊躇してしまうことが多くなった。 とかくこの世は住みにくい(漱石「草枕」)
コメント
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