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Pretenderの備忘録

六月大歌舞伎

2014-06-01 23:11:58 | 歌舞伎
昼の部 2階東 9-2
夜の部 3階2列46番

一、お国山三 春霞歌舞伎草紙(はるがすみかぶきぞうし)
   
出雲阿国    時 蔵
若衆    亀 寿
若衆    歌 昇
若衆    萬太郎
若衆    種之助
若衆    隼 人
女歌舞伎    尾上右近
女歌舞伎    米 吉
女歌舞伎    廣 松
名古屋山三    菊之助

源平布引滝
二、実盛物語(さねもりものがたり)
   
斎藤実盛    菊五郎
小万    菊之助
葵御前    梅 枝
矢走仁惣太    橘太郎
小よし    右之助
九郎助    家 橘
瀬尾十郎    左團次

元禄忠臣蔵
三、大石最後の一日(おおいしさいごのいちにち)
   
大石内蔵助    幸四郎
磯貝十郎左衛門    錦之助
おみの    孝太郎
細川内記    隼 人
赤埴源蔵    橘太郎
原田玄沢    松之助
吉田忠左衛門    錦 吾
堀部弥兵衛    桂 三
早水藤左衛門    由次郎
堀内伝右衛門    彌十郎
久永内記    友右衛門
荒木十左衛門    我 當

四、お祭り(おまつり)
   
鳶頭松吉    仁左衛門
若い者    千之助

夜の部

倭仮名在原系図
一、蘭平物狂(らんぺいものぐるい)
三代目尾上左近 初舞台
   
奴蘭平実は伴義雄    松 緑
女房おりく実は音人妻明石    時 蔵
水無瀬御前    菊之助
一子繁蔵 初舞台左 近
壬生与茂作実は大江音人    團 蔵
在原行平    菊五郎

二、新歌舞伎十八番の内 素襖落(すおうおとし)
   
太郎冠者    幸四郎
太刀持鈍太郎    彌十郎
次郎冠者    亀 寿
三郎吾    錦 吾
姫御寮    高麗蔵
大名某    左團次

三、名月八幡祭(めいげつはちまんまつり)
   
縮屋新助    吉右衛門
芸者美代吉    芝 雀
船頭三次    錦之助
魚惣女房お竹    歌女之丞
藤岡慶十郎    又五郎
魚惣    歌 六

二階の桟敷の後ろ、初めて。横が切れるが見易い。

お国山三、萬屋の若手中心。将来が楽しみではある。
実盛、菊五郎も元気。しっかりとした配役。
大石最後の一日。幸四郎はあっていると思うが、芝居がつまらない。孝太郎は熱演だがやや勇み足か。
お祭り、待ってました。これを見に来たようなもの。千之介がかわいくて仕方ないのが伝わってくる。とにかく元気に復帰してくれて良かった。三度目はないのではと年齢を考えるとおもう。

蘭平。左近の初舞台は無難に。松緑の大詰めは、見せてくれた。
素襖落、幸四郎、愛嬌がないのでこういうのはしんどい。
八幡祭り、芝雀も悪くないが、体型は父親を見習ってほしい。福助にやって欲しかった。吉右衛門他、それなりに。長い芝居だが退屈はしない。
コメント
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