時代が大きく変わっていることを感じる。
作曲は、ジャズ畑の手ランス・ブランチャードであり、彼は黒人。
テーマは、実在の黒人ゲイのボクサー。
指揮者は、音楽監督でもあるネゼ=セガンであり、彼はオープンリーゲイだ。
白人のスノビッシュ文化の象徴たるMETオペラがと思うと凄いなあと感じる。
美術は、映像と使ったり、美しい。
音楽も美しかったり、ビートが効いていたり、ミュージカルとしても成立するだろう。
歌手陣は声量たっぷりで、見事に歌い切り、合唱がやや使い方としてどうなのかなと感じる場面はあったが。
満員のようだった。これは米国が人種差別を超えていく証左なのか、また、トランプ的な反動を呼ぶのか、注目していきたい。
作曲:テレンス・ブランチャード
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
演出:ジェイムズ・ロビンソン
出演:ライアン・スピード・グリーン、エリック・オーウェンズ、ラトニア・ムーア、ステファニー・ブライズ
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