コロナで三年目の正直で実現した海外公演。
英語の戯曲を、フランス語で演じて、日本語・英語の字幕で観るというのは、何とも不思議な。原作がどこまで表現されたか。
物理的に、上にある字幕をみて、芝居を見るというのは難しい。
かなり尖った感じの演出だったと思う。TeとVousの使い方が何となくわかったが、フランス語全然だめだと再認識、苦笑。
過去に日本語で観ている芝居なので、ストーリーは追える。
終演後、演出家と美術を招いてポストトーク。小川芸術監督が、熱心に、作り手として聞きたいことを聴きまくっていた。こういう人は摩擦も起こすだろうが、良い舞台を提供してくれて伸びるだろうなと感じた。
中劇場がほぼ満席でびっくりした。
【作】テネシー・ウィリアムズ
【演出】イヴォ・ヴァン・ホーヴェ
【制作】国立オデオン劇場
【フランス語翻訳】イザベル・ファンション
【ドラマトゥルグ】クーン・タチュレット
【美術・照明】ヤン・ヴェーゼイヴェルト
【衣裳】アン・ダーヒース
【音響・音楽】ジョルジュ・ドー
【演出助手】マチュー・ダンドロ
【出演】イザベル・ユペール ジュスティーヌ・バシュレ シリル・ゲイユ アントワーヌ・レナール
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