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宝生能楽堂 正面を列15番
この夏にお稽古をつけていただいた能楽堂で、先生方がプロの技を見せてくださる舞台。
能と狂言の両方を楽しみましょうという企画が雙ノ会。実際には能はお能だけ、狂言は萬斎や茂山の若手や昔の和泉元弥のように女性がキャーキャー言うような会になりつつあるそうだ。
舞囃子 巻絹
田崎甫(はじめ)さんは、まだ芸大の一年生のティーンエイジャー。しっかりとした発声、足取り、舞う。ワークショップでも色々と教えていただいた。足の動きとか、手の位置を一生懸命見ている自分に、やってみると見方が変わるなと実感。
狂言 三人片輪
博変打 石田幸雄、有徳人 野村万作、博変打 野村萬斎、博変打 高野和憲
これをやって大丈夫ですかという話が、日舞の先生からあったもの。用語の問題でなかなか難しいところがあろう。にぎやかな大曲。狂言内に、小舞の兎があり、これは習ったのでなんとも不思議な気分で観た。
能 砧
シテ 田崎隆三
能の作品は女性の怨念とか亡霊の話が多い。砧もそう。1時間半近くの大曲で間でちょっと寝そうになったが、そぎ落としてそぎ落とした簡素な表現と幽玄。客席がもっと暗かったら眠くなったかも知れないが、幽玄はもっとあったかな。夜桜能とか薪能っていうもののよさはそういうところだろう。
マイミクの栗坊さんと一緒に鑑賞した。会場でかさんにも出会った。
宝生能楽堂 正面を列15番
この夏にお稽古をつけていただいた能楽堂で、先生方がプロの技を見せてくださる舞台。
能と狂言の両方を楽しみましょうという企画が雙ノ会。実際には能はお能だけ、狂言は萬斎や茂山の若手や昔の和泉元弥のように女性がキャーキャー言うような会になりつつあるそうだ。
舞囃子 巻絹
田崎甫(はじめ)さんは、まだ芸大の一年生のティーンエイジャー。しっかりとした発声、足取り、舞う。ワークショップでも色々と教えていただいた。足の動きとか、手の位置を一生懸命見ている自分に、やってみると見方が変わるなと実感。
狂言 三人片輪
博変打 石田幸雄、有徳人 野村万作、博変打 野村萬斎、博変打 高野和憲
これをやって大丈夫ですかという話が、日舞の先生からあったもの。用語の問題でなかなか難しいところがあろう。にぎやかな大曲。狂言内に、小舞の兎があり、これは習ったのでなんとも不思議な気分で観た。
能 砧
シテ 田崎隆三
能の作品は女性の怨念とか亡霊の話が多い。砧もそう。1時間半近くの大曲で間でちょっと寝そうになったが、そぎ落としてそぎ落とした簡素な表現と幽玄。客席がもっと暗かったら眠くなったかも知れないが、幽玄はもっとあったかな。夜桜能とか薪能っていうもののよさはそういうところだろう。
マイミクの栗坊さんと一緒に鑑賞した。会場でかさんにも出会った。
昼の部 1階16列16番
赤い陣羽織
木下順二の作品。憎めない喜劇のようなもの。お代官に翫雀、女房に孝太郎、おやじに錦之助。お代官とおやじは外見がそっくりで見栄えが良くないという設定。錦之助は二枚目でしょ。女房は絶世の美人という設定、孝太郎ではないでしょ。ミスマッチのキャスティングを楽しむという企画だろうか?
孝太郎、この一年、大役をたくさんやったと思う。でもニンというのを考えるとどうなんだろうと思うことが多かった。これもはしゃぎ過ぎ。
おやじに松緑くらいでどうだろう?女房に菊之助とは言わんけど、亀ちゃんとか。
先代勘三郎が演じても、当代が演じるほどの作品じゃないというのはわかるかな。
恋飛脚大和往来 封印切 新口村
今年の正月にも観ましたけど、藤十郎さんの忠兵衛はもういいかなと。口跡が以前にまして聞きにくいし。仁左衛門で観たいし、海老蔵が女油に続いて上方のものをやるならチャレンジして欲しいけどね。時蔵、秀太郎は安心してみていられる。三津五郎、すっきりし過ぎみたいな。我當の孫右衛門は、おおらかな芸の人だが、お父上の枯れた渋さにはまだ及ばない。
羽衣
玉三郎は、能を意識した踊りの方が好きなのかなと感じることがある。あるいは自分で幽玄を意識しているのかもしれないが。
夜の部 1階2列13番
通し狂言 怪談 牡丹燈籠
円朝の傑作落語を、円朝が高座で話す形をとって狂言回しをするという趣向。
仁左衛門の伴蔵、玉三郎のお峰。二人とも芸達者ではあるけど、江戸の貧乏夫妻という設定はイマイチ馴染まない。過去の三津五郎、福助の方がイメージに近い。三津五郎が円朝で狂言回し。勘三郎が過去に何度かやった。錦之助の源次郎、もうちょっとワルのニヒルな雰囲気が出るといいけど。
奴道成寺
三津五郎、左近になってからは、軽快で上手さ全開。手ぬぐい、キャッチに成功。50肩であることを忘れてて、取った瞬間に激痛、苦笑
赤い陣羽織
木下順二の作品。憎めない喜劇のようなもの。お代官に翫雀、女房に孝太郎、おやじに錦之助。お代官とおやじは外見がそっくりで見栄えが良くないという設定。錦之助は二枚目でしょ。女房は絶世の美人という設定、孝太郎ではないでしょ。ミスマッチのキャスティングを楽しむという企画だろうか?
孝太郎、この一年、大役をたくさんやったと思う。でもニンというのを考えるとどうなんだろうと思うことが多かった。これもはしゃぎ過ぎ。
おやじに松緑くらいでどうだろう?女房に菊之助とは言わんけど、亀ちゃんとか。
先代勘三郎が演じても、当代が演じるほどの作品じゃないというのはわかるかな。
恋飛脚大和往来 封印切 新口村
今年の正月にも観ましたけど、藤十郎さんの忠兵衛はもういいかなと。口跡が以前にまして聞きにくいし。仁左衛門で観たいし、海老蔵が女油に続いて上方のものをやるならチャレンジして欲しいけどね。時蔵、秀太郎は安心してみていられる。三津五郎、すっきりし過ぎみたいな。我當の孫右衛門は、おおらかな芸の人だが、お父上の枯れた渋さにはまだ及ばない。
羽衣
玉三郎は、能を意識した踊りの方が好きなのかなと感じることがある。あるいは自分で幽玄を意識しているのかもしれないが。
夜の部 1階2列13番
通し狂言 怪談 牡丹燈籠
円朝の傑作落語を、円朝が高座で話す形をとって狂言回しをするという趣向。
仁左衛門の伴蔵、玉三郎のお峰。二人とも芸達者ではあるけど、江戸の貧乏夫妻という設定はイマイチ馴染まない。過去の三津五郎、福助の方がイメージに近い。三津五郎が円朝で狂言回し。勘三郎が過去に何度かやった。錦之助の源次郎、もうちょっとワルのニヒルな雰囲気が出るといいけど。
奴道成寺
三津五郎、左近になってからは、軽快で上手さ全開。手ぬぐい、キャッチに成功。50肩であることを忘れてて、取った瞬間に激痛、苦笑