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Pretenderの備忘録

松竹創業120周年 壽初春大歌舞伎 夜の部

2015-01-04 23:35:15 | 歌舞伎
1階17列15番

一、番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)
青山播磨 吉右衛門
腰元お菊 芝 雀
並木長吉 桂 三
奴権次 吉之助
柴田十太夫 橘三郎
放駒四郎兵衛 染五郎
渋川後家真弓 東 蔵  

二、女暫(おんなしばらく)
   
巴御前 玉三郎
蒲冠者範頼 歌 六
清水冠者義高 錦之助
女鯰若菜 七之助
茶後見 團 子
手塚太郎 弘太郎
紅梅姫 梅 丸
家老根井行親 橘三郎
局唐糸 笑 也
成田五郎 男女蔵
轟坊震斎 又五郎
舞台番辰次 吉右衛門

三、猿翁十種の内 黒塚(くろづか)
   
老女岩手実は安達原の鬼女 猿之助
山伏大和坊 門之助
強力太郎吾 寿 猿
山伏讃岐坊 男女蔵
阿闍梨祐慶 勘九郎

番町皿屋敷、なぜこれを今かけるのか疑問。芝雀への配慮か。吉右衛門も年齢的にもうどうか。個人的に新歌舞伎は好きでないが。
女暫、玉三郎はこの役だと声が。。。しっかりした配役で正月らしい楽しみ。
黒塚、猿之助はこの役をしっかりものにしたと思う。襲名披露と比較しても深みが出ている。


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銀座 デザート ぶどうの木

2015-01-04 23:34:34 | グルメ
場所が変わって初めて。
銀座もしばらく歩かないうちに、随分変わった。

フランベサービスしてくれる三種の中でタルトマロンを選ぶ。
明かりを落として、バーっと青い炎。アイスクリームを添えた栗のデニッシュのような感じ。
コーヒーとで、2500円は安いか高いか。
サービスは悪くないが、内装はさほど。
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新宿 中華 太新樓

2015-01-03 22:26:16 | グルメ
プレミアムコース


前菜の盛合わせ
海の幸の濃スープ
フカヒレの姿煮
北京ダック
牛肉のオイスターソース炒め
エビのチリソース
五目チャーハン又はエビワンタンメン
杏仁豆腐

店はカジュアル。
前菜はまあまあ。
スープも具だくさんで美味しい。
ふかひれ、どうってことない。
北京ダック、来てないんですかときいたら、それですと。
せんべいにくっついてるノリだと思った。がっくり。
牛肉、普通。
海老チリ、イマイチ。
炒飯とワンタン麺、どちらも普通。
杏仁豆腐、小さい。

うーん、値段を考えたらこんなものかなあ。

7560円、税、飲み物別。
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初春歌舞伎公演

2015-01-03 22:18:46 | 歌舞伎
国立劇場大劇場 1階5列51番

曲亭馬琴=作
渥美清太郎=脚色
尾上菊五郎=監修
国立劇場文芸研究会=補綴
通し狂言南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん) 五幕九場
国立劇場美術係=美術


発 端 (安房)富山山中の場
序 幕 (武蔵)大塚村蟇六内の場
          本郷円塚山の場
二幕目 (下総)滸我足利成氏館の場
          同   芳流閣の場
          行徳古那屋裏手の場
三幕目 (武蔵)馬加大記館対牛楼の場
大 詰 (上野)白井城下の場
      (武蔵)扇谷定正居城の場



出演
尾 上 菊 五 郎

中 村 時  蔵

尾 上 松  緑

尾 上 菊 之 助

坂 東 亀 三 郎

坂 東 亀  寿

中 村 梅  枝

中 村 萬 太 郎

市 村 竹  松

尾 上 右  近

尾 上 左  近

市 村 橘 太 郎

河原崎 権 十 郎

市 村 萬 次 郎

市 川 團  蔵

坂 東 彦 三 郎

市 川 左 團 次

ほか 

開場前にたまには行こうかと、10分前に着いたら、200人くらい並んでいた。
なんとか二階で鏡割りをみることができた。恒例の振る舞い酒。
席は49番がネットの調子が悪く。取れたら手拭いも拾えた。
隣のお姉さんは、音羽会だろうか、知り合いが多く、一眼レフで休憩も撮りまくり。

八犬伝、何度か見ているが、わかりにくい。人形劇を見て育っていて、それなりに親しみがあってもだ。
八人は多すぎる。五人男が精一杯ではないか。
わかりやすくにぎやかにという脚色なんだろうが。。。
何かが残ったかと言えば、微妙だ。
亀三郎、亀寿兄弟の口跡がひかった。



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新春浅草歌舞伎

2015-01-02 22:25:54 | 歌舞伎
第一部 1階い列32番、第Ⅱ部 1階い列27番

第1部

お年玉〈年始ご挨拶〉
   
一、春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)
   
曽我五郎 尾上 松 也
静御前 中村 児太郎
曽我十郎 中村 隼 人

二、一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)
奥殿
   
一條大蔵長成 中村 歌 昇
常盤御前 中村 米 吉
八剣勘解由 中村 吉之助
鳴瀬 中村 芝のぶ
お京 中村 児太郎
吉岡鬼次郎 尾上 松 也

三、独楽売(こまうり)
   
独楽売千吉 坂東 巳之助
芸者 中村 米 吉
雛妓 中村 鶴 松
同 中村 梅 丸
茶屋女房 中村 芝のぶ
独楽売萬造 中村 種之助


第2部

お年玉〈年始ご挨拶〉
   
一、仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
五段目 山崎街道鉄砲渡しの場
    同   二つ玉の場
六段目 与市兵衛内勘平腹切の場
   
早野勘平 尾上 松 也
おかる 中村 児太郎
千崎弥五郎 中村 隼 人
母おかや 中村 芝喜松
百姓与市兵衛 澤村 大 蔵
判人源六 中村 蝶十郎
一文字屋お才 中村 歌女之丞
斧定九郎 坂東 巳之助
不破数右衛門 中村 歌 昇

二、上 猩々(しょうじょう)
  下 俄獅子(にわかじし)
〈猩々〉     
猩々 中村 種之助
酒売り 中村 隼 人
   
〈俄獅子〉     
鳶頭 尾上 松 也
同 中村 歌 昇
同 坂東 巳之助
芸者 中村 米 吉
同 中村 児太郎

第一部、お年玉、歌昇と巳之助。緊張しながらも、最近の若者はしっかりしゃべる。
春調娘七草、そこそこ身長があるので、腰高が課題。
大蔵卿、奥殿だけだと、阿呆ぶりも話の流れもイマイチ。まあ時間もあれば、阿呆の難しさもある。
歌昇は、手堅いが阿呆ぶりは今後に期待。米吉、きっちりはしていたが、初日ということあり、硬め。松也、児太郎はきっちり。
独楽売、巳之助も踊りの家だが、腰は高い。動きは良いが、安心感まで行かない。米吉はしっかりと、色気も。種之助もきっちりと。

第Ⅱ部、お年玉、米吉、良くしゃべる。びっくり。種之助とは漫才みたいだ。
勘平、お軽。期待していなかった分、松也にはびっくり。色気と苦悩をきっちり演じた。声も容姿も良い。セリフ回しが光る。研鑽の賜物か。ややすっきりし過ぎだが。及第点。
児太郎のお軽、よく頑張っていた。七段目はきついだろうが、ここは健闘。
隼人はいま一つ、容姿は良いので、なんとかセリフ回しを。歌昇はこういう役はあっているが、ワンパターンにならないように。

猩々、俄獅子、なんどか小川家の話が出ていたが、地味だが舞踊もきちんとやってきたことがわかる。

満席であった。歌舞伎界の未来に希望を感じる一日だった。
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