自転車ヘルメット着用論争

　道路交通法が改正され令和５年４月から自転車に乗る時、ヘルメットを着用することを努力義務となることから、ヘルメット着用に関する情報が多くなりました。
　先日もテレビで自転車用ヘルメットの着用についてやっていました。
　といっても自治体レベルでは条例によりヘルメット着用を努力義務としているところが多く法律が後追いしているように感じます。
　ちなみにサイクリストの間ではヘルメット着用が常識となっておりスポーツバイクに乗っている人達ではヘルメットを被っていないことのほうが珍しくなっています。
　私が10年ほど前に自転車を購入する時にショップの店員さんからヘルメットを被らないなら自転車を売らないとまで言われたことから常識化していると感じました。
　また、コロナの関係で足が遠のいていますが、私が今出入りしているショップの走行会に出向くと皆さんヘルメット着用していて、サイクリストの間では既にヘルメット着用が常識です。
　ですがヘルメット着用が努力義務となってことに伴い、ヘルメット着用に関して異を唱える人の意見も見聞きするようになっています。
　理由は、面倒、降車時のヘルメットの携行が煩わしい、髪が乱れる、格好悪いといった類の話です。
　日本はママチャリ（シティサイクル）文化があると言われている関係で歩行者と同列とみられているところが影響しているかな？と思います。
　ですが、自転車の速度粋は歩くのに比べれば随分早いし車両であるため車道を走ることも考えると、安全のため着用したほうが良いと私は考えますが、自転車の走行が徐行（
時速6km）なら認める歩道だけを走行する人までは・・とも思います。
　ヘルメット着用義務について最近オーストラリアの事例を知ったのですが、着用義務化に踏み切った時は自転車の利用者が減少したということもあるので日本でも恐らく自転車に乗る人は減少するでしょう。
　ですが、着用義務としたためオーストラリアの人達は被るのが当たり前と思っているとのことですので、近い将来価値観が変わるのだろうな？と思いました。
　そんなことを考えつつ、もともとヘルメットを被っている私には関係の無い話で終わらせようと思っていました。
　でも何で、これだけ話題となるのだろう？とちょっと不思議に思ったこともあるのでヘルメット着用義務化に関する情報をネットでとってみたらヘルメット着用が安全向上につながらないという知見が数多くあり着用論争があることを知りました。
　これは面白いと目をとおしての私の結論は、私は着用推進の考え方を支持でしたが、論争が今なおあることから「義務」では無く「努力義務」となったのか？と思いましたが確証はありません。
　さて話は少々変わりますが、自転車の安全対策はヘルメットの着用だけではなく、道路交通法に則した自転車の乗り方を伝えることと思います。
　自転車に乗っていて右側通行（逆走）の自転車が前方からやってくると本当に怖いんですよ・・・。
　自転車のルールをちゃんと覚えることの延長としてヘルメットの着用だよなと思います。（管理人）

私のヘルメット、既に4年被っているので、そろそろ更新かな？

　　


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