あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

初夏の花

2024-07-01 09:04:00 | 植物
 6月にうちに咲いた花をまとめました。

 まず、
 6月といえばアジサイ。 
 かつては12本ものアジサイがあった我が家ですが

紫陽花の出番です - あた子の柿畑日記

紫陽花の出番です - あた子の柿畑日記

菖蒲の次は、いよいよあじさいの出番です。現在我が家のあじさいは12本。うち1本は花咲かず。昔はもっとあったのですが、わたしのお気に入りばかり3本枯れて(枯らして...

goo blog

 

 その頃から同じ場所で残っているのは2本、いや、3本かな?

 カシワバアジサイ


 今年は葉っぱばかりです。


 かと思ったら、奥の方で何本も咲いていました。
 枝をかき分けて見たところ。



 それから、父がくれた白いアジサイ
 木が若い時は、大きな大きな花をつけていました。今でも、子どもの頭くらいはあります。


 真っ白ないろが、咲き進むと紫がかってきます。


 それからアナベル。これがねぇ、記憶が曖昧なんですよ。前からここにあったことは確かなんですが、一度枯れたんです。それが復活したのか植え直したのか?思い出せない。
 困ったもんです



 いずれにせよ、背丈は低いものの立派にさきました。

 元の場所から掘り起こされて瀕死だったのが復活して咲いたのもあります。

 1番好きだった青い花




 咲き始めの色が繊細で美しい花。


 昔ながらの花、ー隅田の花火とかーは残念ながらなくなったと思います。
 新しく2本買ってきました。

 「ほんのり」と名前がついていました。咲き進むとクリーム色が強くなって、ピンクがほんのりなるようです。


 もう一つはどんどん花が萎れていくので切り捨てたのですが


 こんなラベルがついています。


 二つとも見切り品だったので、根腐れしてたのかと不安になりましたが、元気になりました。
 もう一つ、通販で買ったのがあるのですか、箱から出すのが遅かったために

 とろけちゃった

 びっくりしました。見ると、まだ花が咲かないくらいの小さなインパチェンスみたいな苗だったんです。木質の枝がないアジサイって初めて見ました。
 そりゃあ、すぐに箱から出さなかったわたしが悪い。悪いとわかっているけど、あんなか弱い苗、普通はもう一年待って販売するでしょうよ、と恨み言を言いたくなりました。

 では、梅雨にはあまり似合わないような色物の花を、いいとこ撮りで。

 モナルダ
 蒸れに弱いのか、葉っぱが病気になっています。場所が合わなかったかな。


 名前は?


 花びら、正確にはこれが花だと思いますが、一つ一つが筒狀になっているのが面白い。


 チョコレートコスモスだと思ったのに〜
 昔からあるハルシャギクの色変わり?
これも、いいっちゃいいんだけど


 雨の中で倒れてしまいました。名前はなんというんだろう?
 
 それから、これは絶対梅雨には似つかわしくない花。




 もうコスモスが咲いています!
 あなた、秋に咲いてくれなきゃ。

 2、3年前から、勝手に生えたコスモスを別の場所に移すのが、梅雨時の恒例になっていますが、移植先でこぼれだねから生えたコスモスがいっぱいありまして、着々と増えています。そのうち、この辺一体はコスモス畑に😬


 おまけ
うちの花ではありませんが、これも栽培されているということで





 フェイジョアの花です。これって実も香りが良くて美味しいの。うちにも欲しいなあ。


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いちごの季節

2024-06-13 23:59:00 | 植物
 
 ナワシロイチゴが熟れだしました。


 これから実になるのもいっぱいあります。
けど、完全な形になるものは案外少ないのです。


 ナワシロイチゴはルビーの粒を集めたように美しい、と、いつも思います。


 この粒々一つ一つの中にわりと大きくて硬い種が入っていて味は酸っぱめ。それでもこどもの頃はこのいちごがみのるのは楽しみでした。ちょうど田植えの頃です。
 
 花もかわいくて







 ピンクの星を集めたよう。
 
 子どもの頃は花より団子、食べられるということがうれしかったです。実家の周辺にはナワシロイチゴしかありませんでしたから。

 ところが今の我が家の周辺にはナワシロイチゴはあまりなく、クサイチゴばかりなのです。



 これは粒も大きく酸味もなくて甘い美味しいいちごです。それがどこもかしこにもあって、最近の子は見向きもしませんね。
 春のまだ寒い頃から白い花を咲かせていました。




 咲き終わり


 それからガンガン葉っぱが茂って、何も見えなくなりました。
 草刈りをしていると


 葉っぱの下からいっぱい現れました。


 そうなんです。これは葉っぱをかき分けてみなければわからない。でも、茎に細かい棘があって、痛い思いをします。それでもやっぱり食べたい。
 昔、クサイチゴのジャムを頂いたことがあります。ジャムができるほど採るにはどれだけ時間をかけてどれだけ痛い目をしたか、もう、気の毒なくらい貴重なジャムでした。
 
 我が家のブラックベリー


 まだ実がついていません。


 ちょうど猛暑に差し掛かった頃に熟れるのですが、ろくに食べないうちに、ほとんど干からびてしまいます。というのも、これは本当に真っ黒にならないと酸っぱいのです。甘くなる前に干からびちゃう。
 以前は毎日数個ずつとって冷凍し、貯まったのをジャムにしたりもしましたが、ナワシロイチゴに似て、酸っぱくて種が硬くて多くて、手間をかけるほどのことがなかったのです。今は、そこに生えていると言うだけですかね。

 とあるお家に植えているキイチゴ。白い花が咲いて、オレンジ色の実がなります。花も実も味もクサイチゴに似ています。



 写真が悪いですが、本当はツルではなくて木のように上に伸びています。時々子どもたちが失敬してたみたいです。なぜか今年は花も咲かず実もならずーどうしたんでしよう?

 普通のいちご(市場で売られている)の写真がありませんが、ハウス栽培でなければ5月ごろが旬ですね。こちらは鑑賞用のいちご



 ボケました。なんとも愛らしい。先日弟宅へ行ったら実がなっていました。



 見た目も味も普通のいちごでした。
 




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クンクンいい匂い Ⅱ センダンなど

2024-05-29 20:47:00 | 植物
 柑橘の花が終わったのにまだまだいい匂い。
 散歩の途中ほのかに甘い香りがただよってくるのです。それはセンダンの木辺りでした。
 地面に小さな花がいっぱい。


 
 ちょっと見ると、ニワゼキシヨウか何かのように見えますが、


 センダンの花が散らばっているのでした。


こちらは別のところで写したセンダン
写真では色がはつきりしないのですが、薄紫の雲のように見えます。





 びっしりと花




 話がそれますが
 実もたくさんなります。冬の間、鳥のご馳走です。そして、鳥のいくところ、どこにでも生えてくるのです。だから、電線に沿ってずらずらっと生えてくることもあります。
 これなんか、どうなるんでしょう。






 案外、センダンの幼苗を知らない人もいて



 この間学校で見つけました。本当はツツジの植え込みなのに。2本も。

 センダンは双葉より芳し
とか言われて、シンボルツリーにしている学校も多いです。大木になって木陰を作り、花の咲く頃にはいい匂いがして、素敵な木なんですが、小さな苗と大木とが結びつかないのでしょうね。
 
 ちなみに、ことわざで言われるセンダンは、白檀のことだそうです。センダンの葉には匂いはないと思います。

 今いい匂いのする花がもう一つ
 スイカズラ

 つぼみ


 咲きはじめは白く


 やがて黄色くなります。


 だから金銀花ともいうのかな?
 これも放っておくと、こんなになってしまうので、

 
 右の方にチラッとびわの葉が見えていますけど、この下には小さいびわの木があるのです。
 わたし、庭のスイカズラはなんとか取り除いたのですが、こうなるとお手上げです。
 
 スイカズラの近くに大きな木があって、その匂いでスイカズラの甘い香りも消えてしまうほどでした。
 白いヒモのような花。
 大木にこんなに咲くのですから。












 これは雄花ですよね。しみじみと見たことなかったです。



 この花の名は?
 栗🌰
 でした。



 


 
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四葉のクローバー、探してみます?

2024-05-21 11:39:00 | 植物
 去年からいきなり生えてきたクローバー。これで庭を覆ってもいいんだけどー
 不思議なのは、この辺一体どこにもクローバーがないのに勝手に生えてきたことです。



 木があった頃はクローバーのクもなかった。なのにどこからきたの?

 散歩をしていてはっと気づいたことがあります。


 ながーくのびたクローバーの道。
車輪の通るところだけが土が見えています。もしかして、わたしやポチ(先代の犬)がここから種を持ち帰ったかもしれない。長く土の中で眠っていたけど、木がなくなって日当たりがよくなった途端、眠りから覚めて芽を出した、のではないかと。黒瀬ダムのレンゲとおなじです。

 子どもの頃はよく四葉をさがしましたが、探すときにはなかなかないものです。だから見つけるとうれしいし、幸運と言われるのだと思います。
 こんなにあっても、四葉は見つかりません。



 ところが

 我が家の庭に生えたクローバーの群に四葉のクローバーがあるのがわかりました。最初に気づいたのは娘です。

 立ち話してるだけでどうして四葉が見つかるん?と娘。
 へ?と、わたし。
 なるほどー もしかしたらもっとあるかもしれんよ。と、わたし。
 そしていい歳をした中高年女二人、四葉探しを始めました。

 四葉はどこでしよう? ここに一枚


 ヒント 葉っぱの白い筋が4本輪をかくように連続して見えるのが四葉です。

 ここも一枚


 ヒント右下

 これはわかりやすいのでヒントなしで。


 難問。


 ヒント ねじれた葉に注目

 ちっちゃいけどね、分かりやすいところにあります。


 
 難問。写す角度がわるかつたかな?


 わかりやすいのでノーヒント



 ここからは別の株です。
 ねじれてるけどわかりやすいのが一枚


 ここは2枚


 一枚。ヒントなし


 葉っぱので始めから四葉になっています。

 
 ここには3枚写っていると思うんだけどー
写真はわかりにくいです。


 四葉ってね、人に踏まれたりするところによくあるんよ。と娘に教えてやりました。

 なんだ、つまらん。

 幸せなんて案外身近に転がっている、ただそれに気づかないだけ。とも言えますが、それは、なんとか衣食住に困らない人だから言えることかもしれません。
 苦労して見つけたのだから、きっといいことがあるはず、と前向きに考えて生きることが現実の幸せをもたらすと言えるのかもしれないし、
 そんなことは全く信じないでクローバーを見ることすらしない人も多いだろうしー 
それはそれで、自分の力を信じて生きていくのだから立派。
 考え方は色々ですね。

 四葉はこんなにありました。アイロンで即席押し花にしました。


 言い伝えに振り回される必要はないのですが、わたしの庭ではちょっぴりいいことが見つかりました。



 ここまで大きくなったカマキリの赤ちゃん。この間ワイヤーブランツの中で見つけた赤ちゃんかしら。
 
 うれしいことは他にも。
 先日廃棄された苗の中から拾い上げてきたオダマキに花が咲きました。八重咲でした。


 もう一つ、なんだかわからなかった葉っぱ


 スルスルと茎が伸びて、てっぺんに花が咲きました。これは?!


 最近人気の出てきたラナンキュラス.ラックスか?一番外側の花びらはロウでてきたような感じでしたが、花自体はラナンキュラスとは違います。



 写真を義妹に送ったら、シナノキンバイに似ているとの返事。
 でも、葉っぱの切れ込みが違うような気がするーと、わたし。
 そしてむこうでは、仕入れた甥っ子とも検討した結果、
 ラックスに改良される前の、元の植物に先祖帰りしたのではないか。
 わたしもその説が一番納得いくのですが、これはこれでとても可愛い花なので気にいっています。来年も咲いてくれるといいなあ。

 おまけ
 あまり嬉しい虫ではないけれど


ジュウジナガカメムシあるいはヒメジュウジナガカメムシ。探さなくても目立ちます。




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グランドカバーにするかなあ

2024-05-19 21:30:00 | 植物
 雑草に占領された庭でも、それなりに楽しんでいます。
 いっとき、黄色い花がいっぱいでした。
 地を這うヘビイチゴ


 花も可愛いんです。もう、これでグランドカバーにしちゃってもいいかな?なんて。


 実になったらなったで可愛い。



 右端のはドクダミ

 一番綺麗な時期はすぎています。


 二度目の花みたいでしょう?



 それからカタバミ。背が高いからオッタチカタバミというのでしょうか。最近この大きなカタバミばかりです。昔のように地を這うタイプならいいのですけど。
 


 花だけ見るとヘビイチゴにそっくり。ですが実は全く違います。

 

 春の七草を探すときには見つけられなかったのに、今頃になって出てきました。ハハコグサ。


 これの園芸種があって、弟宅の一輪挿しに生けてありました。花がもっとふわふわで全体的に一回り大きくて、とても可愛かったです。
 これだってなかなか可愛いのです。
 



 こちらは、わざわざ植えた
 なんとかデージー。名前が覚えられない😂


 わたしには珍しく、色々な花を寄せ植えしてみました。青いのはデルフィニューム。お互いに引き立てあって、我ながらうまくできたなと、ほくそ笑んでいます。



 あまり広く写すとボロが出ますので、この辺で。











































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うれしい芽生え 

2024-05-17 13:22:00 | 植物
 義妹からライン。
 お義姉さんの庭にカラスビシャクがあったでしょう?
 あれね、一昨年掘り返して何もかも消滅したの。それでもめげずに生えてきたのを保護してるんだけど、カラスビシャクは出なかった気がする。  
 なんですと?!

 何となく野生味を残したわが家の庭ーといえば聞こえがいいけど、つまりは草だらけの庭だったのです(今も)
 ミツバ、ドクダミ、ユキノシタどれも、野草として食べられます。
 エビネ、ユキモチソウ、ウラシマソウ、ムサシアブミ… 山野草として愛好家も多い植物。みなさん、ちゃんと鉢植えして棚に並べて大事にされていますが、うちは全部地植えでした。高い木の下、木漏れ日と湿った土とでお手入れ知らずでも育っていたのに。
 
 その中で、去年無事芽を出したもの
 スズラン、ユキモチソウ一株、アマドコロ2、3株、シユウメイギク
 キチジヨウランと、ミズヒキソウーこれは土をかき混ぜたせいで、全体に広がってしまいました。こんなにもいらない。
 
 芽を出さなかったもの
 スモークツリー、クリスマスローズ、ハンゲシヨウ、ホタルブクロ、エビネ、クレマチス、カワラナデシコ、ムサシアブミ、ウラシマソウ、
 カラスビシャク? は、はて?
 義妹が、人からもらったのに生えてないので、あったら欲しいと言いましたが去年の記憶にありません。今探してもまだ生えてくる時期じゃないし。気をつけて見ておくね、と返事してから2、3日して、草引きをしていたら
 これ、そうじやないかな?
 


 そしていつも生えていた庭とは別の、一日中日の当たるところに




 すでに花が咲いているのを見つけました。カラスビシャクって日が好きなのかも。

 テンナンシヨウの仲間はどれも面白くて好き。
 去年無事だったユキモチソウは今年も生えました。
 


 ウラシマソウは今年も出ませんでしたから諦めました。
その代わり



 わたしが嘆いているのを見かねてか、娘がもらってきてくれたヒマウラシマソウに花が咲きました。よかった。


 そして、地植えしたユキモチソウのそばに


 これは何?去年は出なかった芽が大きく育っていたのです。
 記憶を辿っていくと、
 ここにはムサシアブミがあつたかな?
 から一年では諦められないのです。何にもなくなったかつての庭を、駐車場にしようかなと思いつつ、整備に踏み切れません。なので昔以上に草だらけになってしまった庭。

 ここには、お気に入りのアジサイが2本ありましたがそれも根こそぎ掘り起こされて、
慌てて別の場所に埋めました。
 そのアジサイにやっと芽が出ました。





 よかった。でも、今年は花は咲かないでしょう。
 花が咲かないといえば、
 百均で買ってきたジャカランタが3メートルくらいにもなって、鉢を移動させることもできず屋外に放置していたのですが、
 寒さに耐えて新芽が出ました。

 
 このまま、花を咲かせるようになるのかしら。そうだとうれしいけど、場所が場所だけに、また夫に切られるかも。


 寒さに弱い、フィンガーライムと、斑入りレモンのピンクレモネードは、寒さで枯れました。風除けやら、根元の保温やら対策はしてたんですけど。今年は例年になく寒さが厳しかった(最低温度が低かった)からかしら。残念。ハウスの中のフィンガーライムは無事でした。ピンクレモネードも、地植えせず鉢のままハウスに入れておいたらよかった。後悔先に立たず、です。
 
 最後に、
 


 去年咲いた、エキウムウィルドブレッティの芽が出ました。








 思ってもみなかった快挙に、これをわたしに売りつけた甥っ子が大喜びしています。
 そもそも、まだあまり一般的ではない花で、種ができるのかどうかさえわからなかったのですから。
 私流のズボラ方法で、枯れた花がらをこそげ取りまして、冬の間保管していました。それを買ってきた土の上に花殻ごとばっと広げて外に置いただけ。
 雨が降り続いた後、一斉に芽が出ました。勝負はこれから。

 高温多湿に弱く、水切れ寸前まで水やりもしないんだとか。全部ポットに移して、雨が当たらないようにすればいいかなあ。けど湿度の高さはどうにもなりません。自生地の写真を見たところ、高木の生えてない、ガンガン日が当たりそうな山地に突っ立っていました。わたしの予想としては、瓶ヶ森のような環境か?でも、赤道に近いから、高山であっても気温はそこそこ高いはず。
 そんな場所ー
 あるか💢
まあ、せっかくなので色々試してみます。

 甥っ子が言いました。おばちゃん、珍しい種取り寄せることできるけど、植えてみたら?
 あのね、わたしはレアなものを育てるのが趣味なわけではないの。せっかくだから手に入ればチャレンジするけどね。成功したら自慢もするけどね。

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クンクンいい匂い

2024-05-12 10:45:00 | 植物
 今の季節、散歩をしていても良い香りが漂ってきます。柑橘類の花盛りなのです。レモン畑の草と格闘していてもあたりにはいい匂いが漂っています。



 うちのレモンは、甘夏柑に接木をしたものなので、甘夏の花盛り。


 ハナムグリがいました。


 そしてどこからかきこえてくる羽音。ミツバチの羽音はもっとうるさいほど聞こえてもいいようなものだが。ハチが少ないのではないか?
 最近の生き物の少なさに危機感を抱いているわたしです。

 たった一匹を追いかけて、やっと写せました。



 この花(ベニカナメモチ)なんかも、





 もっとハチがきてたと思うけど、



 
 あまりいませんね。
 
 今、柑橘の花だけでなく、白くていい匂いのする花が色々咲いています。
 レモン畑の端っこに咲いているノイバラ。切れば切るほど元気になるんですって。どうしましょう。もう、わたしの背丈ほどに伸びてるんですけど。




 ジャスミンは終わりかけ。




 この蕾が好きなんです。


 弟宅で立ち話してたらここでもいい匂い。


 風車みたいな面白い花


 テイカカズラにそっくりですが
 実はハツユキカズラ。花が咲くにはどうも年季がいるみたいですね。小さな蔓には咲かないようです。家庭見るのは案外珍しいかも。


 色のついた花にもいい匂いのものがあります。

 ニオイバンマツリ
 木全体が紫似なるほど咲きます、そしてあたり一面、遠くまでいい匂いが漂います。

 
 よそはもうだいぶ咲いていますが、うちはまだ咲き始め。匂いもさほどではありません。
 
 娘が、知っとる?ニオイバンマツリには宇宙人がおるんよ。



 今、インスタなんかで評判なんですって。分かります?


 言われてみれば、映画のETみたいなのが、みんなこっちを向いてる。




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十数年の眠りから覚めた花

2024-05-05 19:52:00 | 植物
 まるで眠り姫のような花を訪ねて、黒瀬ダムに行ってきました。
 ダム湖に、十数年ぶりにレンゲ畑が現れたんだそうです。ダム湖に沈んだ集落で田んぼにれんげを植えていたらしく、貯水量の減少で光が当たった結果、再びレンゲが生えてきたというもの。
 前回現れたのは10年以上前だそうです。この冬は、長雨もあったけど総合すれば小雨だったのでしょうね。
 新聞記事を読んでから4.5日経って娘と出かけました。ダム好きのウマオは今回は付き合ってくれず…
 まず、事務所に近い道を行って、第二ダム公園に着きました。



 う〜ん、こことは違うなあ。岸辺がないもの。


 
 あの辺じゃない?
 対岸に地面のようなものが見えました。


 山笑うってこんな感じ?と、娘。
 う〜ん、もうちょっと早い季節。新芽が微妙なグラデーションで見られる頃ですよね。今は早、新緑と、シイの花が目立つ季節です。 

 小さなダム公園に彫像が立っていて、
 なんだか河童の背中みたい。


 いやいや、
 ただ誰の作か知りたかったので裏を見ただけ。
 西条市出身の伊藤五百木の作品でした。
 
 そこからなぜ河童なんぞを思い浮かべたかというと、実は、先日の参観日で、ウマオが初めて俳句を作ったんだそう。先生の巧みなリードで深縹(こきはなだ)色の水、山笑うの季語、そして河童を組み合わせた素敵な俳句ができたそうで、きっとこういう風景なんだろうなと親バカ孫バカ二人が思いを馳せたというわけです。



 … 湖畔で待つのかー
 
 さて、車に乗り込んで、第一公園へ

 対岸で見たのはあの辺りかな?でも、ピンクが見えないねえ。


 そこで公園の整備作業をしていたおじさんに声をかけました。
 なんと!

 もう遅いわい。
 ええ〜!
 記者さんが来たのも遅かったけんなあ。その前はあの辺、全部ピンクじゃったんよ。
 しょうがない、残骸だけでも見てこよう。
 あの辺、人がおるとこらへんじゃけん。と、場所やら行き方やらを教えてくれました。
 
 私たちと同じように興味を持って来た人が他にもいたのです。

 近道をして、ここの薮をかき分けて降りました。


 誰かが滑り降りたあとを尻もち覚悟で降りるとそこには可愛いスミレが!


 黄色い花が!


 いきなりテンション上がります。


 かつて棚田だった名残が見て取れました。


 




 
 
 一面の黄色い花。これも、休眠してたのよね。



 なんの花だろう?
 ヘビイチゴ キジムシロ ミツバツチグリ
どれも葉っぱが違う。この葉は5枚です。


 そこで、茎の広がりの写真とともにわたしの植物の師匠Kちゃん先生に送りました。



 5枚の葉はオヘビイチゴだそうです。

 それから、初めて見たかもしれない穂




 葉っぱは多分イネ科と思うので、穂の写真だけ送りました。
 すると、
 スゲではないかとの返事。スゲは細かいところを見ないと同定は難しいとのこと。とりあえず、茎が三角形のがカヤツリグサ科スゲ属だと教えてもらいました。

 あら〜、葉っぱだけでなく茎も見ないといけないのか。

 「そうなんです。見逃しがちだけど、茎も大切なのです。」
 ということでした。
 勉強になりました。

 そうそう、肝心のレンゲ。ほとんどがタネになりかけていました。わずかにまだ残っていた花です。









 ここでできた種はまた長い眠りにつくのでしようね。


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薄紫の花

2024-04-29 00:37:00 | 植物
 初夏の短い間だけみられる薄紫色の風景。



 マツバウンランの群生です。


 毎年場所を変えて現れます。少し開た日当たりの良い場所ならどこにでも。でも、柿ばたけの若緑の中に広がる景色は格別美しいのです。




 山ではフジが咲き始めました。
 総じてヤマフジは房は短いものの、庭園に植えられているものより色は鮮やかです。





 たまたま手近に写せる場所がありました。
 こちらは先のより色が薄く赤紫っぽかったです。


 ところでうちにも薄紫の花が咲いています。年々増えてきました。

 
 シラーカンバニュラータ


 ピンクもあります。こちらもほったらかしで年々増えています。


 シラーベルビアナ



 しかし、花の命は短くてカンバニュラータはすでに終わってしまいました。花の季節は忙しいです。
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桜その後

2024-04-23 10:56:00 | 植物
4月10日
  松山市石手川緑地公園横の道を通って、‼️
まだサクラがきれい!
 10台ほど停められる小さな駐車場ながら.いつもなら楽々停めて散策できるのですが、この日は満車でした。
 なので、1.2分端っこに停めてちょっとだけパチリ。






 帰りに、茶堂公園にも寄ってみました。
こちらもまだ鑑賞に耐えられる綺麗さでした。
 対岸から見る分には全く問題なし。



 真っ正面に塩が森がみえました。


 ああ、こちらは今年はもうダメですね。足慣らしをかねて登りたかったのですが。


 今年の桜の咲き方はちょっとおかしい。暖かい松山市より、山の久万高原町のほうが早く咲いて早く終わったらしいです。
 桜三里も花は終わっています。
 塩が森も、いつもは、下界の花が終わりかけてもまだ見られるので、最後のお花見場所として、母とよく行ったものです。今年は、咲く時期がいつもと反対なんです。

 この日、茶堂公園にはテレビ局が取材に来ていたようです。その番組を見ると、花は満開でした。


 さて、桜三里の桜はすでに散り、枝垂れ桜の季節になっていました。











 この時点で、隣に植えてある八重桜はまだ少し開いただけ。次の週くらいに満開かな?桜三里はいつ通っても楽しめる道です。

 次の日、中山川土手を走ってみました。こちらも古くからのお花見の名所、ひょうたん池。澄んだ湧水に映る桜の木が美しいところ。しかし、

 これは流石にー



 水が見えません。


 手前の方、ゴミが溜まっているようにしか見えない。


 散りかけてはいるけどまだまだ綺麗な花の下でお弁当を食べるグループもいました。


 せめて、これくらいの散り方だと、逆さに映る樹影もいい感じ。


 ひょうたん池をぐるっと回ったらつぎは西条市の体育館へ。

 




 うん、ここもまだ綺麗でした。

 例年なら、入学式の日には散っていた桜ですが、今年はずいぶん長く楽しめました。




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