あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

赤そば畑

2023-10-30 21:45:00 | 植物
 新聞に、東温市井内の赤そば畑の記事が載りました。一昨年行ったものの見つけられなかった所です。新聞に載ったからには絶対にあるはず。松山市からの帰り道、寄ってみました。
 ところが、

 今年も見当たりません。とりあえず、分かれ道の所で一昨年とは違う道を登ってみたのですが、どうも違うみたい。また、分かれ道まで戻ってきて案内地図を見ていたら、車が一台やってきて、もう一台やってきて、よく似た年頃のばあさんたちであれこれ考えてー
 結局、一昨年と同じ道を行くようなのです。ほんとかなぁ。でも行ってみようということになってそれぞれ車に乗り込んだところに今度はおじいさんの車がやってきて
 後からついて行っていいかとー

 結局、年寄りの車4台連なって山道を登っていきました。新聞効果はすごい。
 場所はすぐ見つかりました。駐車場ができていたのです。
 車では分からなかったはずです。道よりたかいところにあって棚田の高い畔に隠れていました。
 おお、きれい。




 もう一段上にも。


 地元の人の話によると、数日前はもっと鮮やかだったそうです。
 今でも十分綺麗です。


 高嶺ルビーという種類だそうです。



 向こうの大きな木はシイだったようです。誰かが食べられるとか食べ方は、とか話している声がきこえました。


 と、いうのは、わたしはソバ畑を離れて車道まできていたのです。
 美しい棚田が見えました。



 この道って?
 一昨年、赤ソバを訪ねて走った道じゃないの。あの時、そばの代わりに白い花を見つけたんだけど…

 ありました、これです。


 多分サクラタデ。


 近づいてもっと大きく写したいんだけど、
コセンダングサが邪魔をして近づけません。だって、いっぱいくっつかれそうだもの。
 
 ちょっと失礼して、取り入れの済んだ田んぼへ入らせてもらいました。

 


 ちゃんと米ができています。


 ここからは、田んぼや畔で見つけた植物。
 キユウリグサ? 今ごろ?


 ハナイバナだそうです。れんげさん、ありがとう。
 名前はわからないけど面白いイネ科の草。


 葉っぱが紅葉しています。

 
 ミゾソバ?わたしは白いのはあまり見たことがありません。


 なぜかピンクのが少ないです。


 白い方の花は群れて咲いているのに。


 シソ科のなんとか。わたし、何度も書きますが、シソ科の植物は苦手。




 野菊も判別困難。


 ゲンノシヨウコ

 
 棚田の小さな田んぼをぐるぐると歩いて、やっとサクラタデのところまで来ました。



 この花、大好き。


 ここではセイタカアワダチソウでさえ美しい風景に。


 懐かしい草も

 
 子供の頃田んぼの畔などでよく見た草。
 アゼムシロ


 乾燥したうちの周りでは見かけないのです。
 チカラシバも、散歩道に一箇所しかないけれどここにはたくさん。しかも、白と黒。

 
 これって、また、種が若いだけ?それとも別の種類?


 田んぼから再び車道に出て駐車場に向かっていたら


 ヤマイモの仲間と思うけど、葉っぱがヤマイモじゃない。
 調べてみるとカエデトコロににているのですがどうでしょう。


 最近平地の田んぼではヒレタゴボウなど外来種の植物が増えていますが、ここではまだ進出してないようでした。進出してほしくないです。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祭りを過ぎて

2023-10-20 09:14:00 | 植物
 祭りが過ぎたのに、まだヒガンバナが咲いています。遠目にはけっこうきれいに見えました。


 
 18日、松山市でも見かけました。今年は咲くのも遅かったですが、枯れるのも遅い。一週間くらい気候がずれているように思います。

 そして、この花も。



 いつもなら10月になると、キンモクセイが香り始めて、祭り好きの西条市人がそわそわしだしますが、今年は祭りが近くなっても香りませんでした。わたしが初めて気づいたのは祭りの2日前。キンモクセイは気温が下がらないと咲かないとか。それだけ今年は暑かかったということでしょう。祭りが過ぎても夏日の日が続いています。
 
 文化会館にあるキンモクセイ


 キンモクセイって中国からやってきた植物らしいです。先日テレビ番組で知ったのですが、キンモクセイには雄木と雌木とがあって日本にあるのは雄木だけだそうです。なのでキンモクセイには実がなりません。
 すると、この花にはめしべがないと言うことなのかな


 
 もう少し大きくしてみます。

 うーん、ぼけてよく分かりませんが、おしべだけの花なのかしら

 通りがかりの民家のキンモクセイ


 右端にチラッと見えている家の屋根よりも高かったです。こんな大きな木は見たことがありませんけれど、大きな木にもかかわらず香りが少ないように思いました。

 文化会館にはハナミズキが色づいていました。けれど葉っぱの状態はあまりよくないです。



赤い実がなっています。


 赤い実って、どれもかわいい。


 そして今年の春娘がもらってきたフジバカマがやっと咲きました。


 白花でした。花だけ見るとヒヨドリバナそっくり。
 先日の瓶ヶ森フラワーウォッチングで、その話が出た時、フジバカマは園芸種なので、おうちの庭だけで楽しむようにと言われました。決して野外に植えてはいけないと。
 もちろん、庭に植えるだけです。アサギマダラが来てくれるといいなあ、と、密かに思っています。2、3年前、近くで目撃情報があるのですけど。

 その他、最近見られたものを紹介します
ハスノハカズラの実が赤くなりました。


 我が家の近くにもこれが生えていて、毎年この赤い実を楽しく見ていましたが、去年畑の持ち主さんがきれいに退治してしまいました。とても残念でした。


 でも、この家は、生垣に這わせていたのです。フェンスにいろいろなつる植物を這わせたら素敵だろうなぁ。わたしも普段は邪魔者扱いしていますが本当は私、蔓が好き、というより蔓の実が好きなんです。

 もう一つ、先日、松山城に登ったとき、頂上の広場で、ソメイヨシノの花が咲いているのを見つけました


 季節を間違えた桜です。やはり今年の天候はちょっとおかしいようです。


 おまけ
 一昨日の細い細い月。快晴の夕空でした。


 そろそろ一雨欲しいところです。雨が少なくて、ニュースでダムの貯水量が報じられるようになりました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏から秋 植物編

2023-10-11 21:26:00 | 植物



 夏休みの終わり。ヨウコの置き土産。 
 オシロイバナの花と実 まだ青いのと黒くなったの。
 サルスベリ白の花びら
 シロシキブ
 フウセンカズラの実も混じっているみたい。
 青い実は何かなあ。アメリカヅタ?
うちでは咲いている花もなっている実も自由に取っていいよと言ってあります。
 
 植物の夏から秋と言えば花から実への変化です。
 
 夏の間、オシロイバナがものすごくて


 窓を隠してしまうほどでした。


 フウセンカズラは
 花はとても小さいです。



 グリーンカーテンの役目ははたしてくれたけど

 
 種が下に散らばって


 来年は植えるどころか、間引きする羽目になりそう。

 バタフライピーも、目隠しで植えたけど、そしてその役目も立派に果たしたけど…
 こんなにたくさん実がなってどうしましょう。花を摘んで乾かせばブルーのお茶ができたのに。







 弟宅では
  蓮根の葉が青々。

 
 花は清々しい白です。


 若い実ができていました。


 もっと硬くて黒くなったのはよく見ましたが、こんな初々しい実を見るのは初めてかもしれません。

 いつも歩いていた散歩道には、至る所にカラスウリの花が咲いていて、間近に見ることができました。でも、ポチのいない今年は歩いていません。今年こそは日と時間を変えて開き方を観察しようと思ってたんだけどなあ。
 
 大体同じ時間に開くのです。





 開き切った花を写しそびれました。そしていつのまにか実が赤くなっていました。


 

 クサギも、魅力的な花。実は蕾も面白くて好きです。

 蕾は緑色


 花が咲くといい匂いがします。臭いのは葉っぱ、しかもちぎったり揉んだりした時だけです。それなのにこの名前は可哀想じゃないですか?







 実がまた素敵。


羽根つきの羽根のようです。


 実は草木染めに使えます。

 クサギの近くでは、高いマキの木にガガイモが絡みついていました。今までここにガガイモはなかったはず。どこかから種が飛んできたのでしょう。


 その蔓に青い実が。



 それが大きくなって、


 楽しみだなあと、通るたびに眺めていたのに、

 根本からぶつんと切られてしまいました。ここで種を飛ばされたらますます増えていくので割れる前に取ってしまおうとは思っていたのですが、残念、もう少し変化を見てみたかった。

 ところで、マキの木は雄木と雌木があって、この木は雄木のようでした。うちにあったのも雄木で、実がなりません。道端の生垣も雄木だと思っていたら、刈り込んだところに



 雌木だったのか。
 赤い部分は食べられます。おでんみたいでかわいい〜
 そう言えば雌木の花って?見たことないです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒガンバナ

2023-10-08 19:54:00 | 植物
、 キモい投稿が続いたので気分を変えて、

 今更なんですが、ヒガンバナ。

 広い空き地にヒガンバナだけが咲いています。ここを写したのは10月3日。









 去年は9月27日に写しています。





 ここのヒガンバナは毎年他より少し遅いのですが、今年はほぼ1週間遅い。

 他の場所ではもう花は終わっていました。

 9月27日 寒風山方面から帰る道で見かけて車を停めました。



 
 道がY字になっているその分離帯にヒガンバナが群生していたのです。

 
 よく見ると、人為的に植えられたもののようでした。



 


 背景が悪いですが、ヒガンバナとアゲハチヨウ。黒いちようもいたのですが、写せませんでした。ヒガンバナには大型の蝶がよくきますね。




 9月30日
 ここのもまだ綺麗



 10月1日 その辺の道端です。




 場所が同じだと咲く時期も同じくらいのようです。ヒガンバナは球根で増えるらしいので、同じDNAを持ってるのかな?

 遅かった今年のヒガンバナが終わり、ようやく本格的な秋になりましたね。



コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蔓が手強い

2023-09-30 08:44:00 | 植物
 中秋の名月でしたね。






 この後、宿題があって原稿書きしてたら、外でウマオと母親とが月を探していました。ばあちやん、月はどこ?って聞くから外へ出てみたら、すっかり雲に隠れていました。

 残念、月の出は見逃しました。
 こんな時間まで畑にいたので、気に留めていれば見られたかも。



 
 で、何をしていたかと言うと、

 蔓、蔓退治ですよ。7月に木から剥がして、8月は足の怪我のためどうにもならず、9月初めは登山の後遺症(熱)で寝こみ、その後作品作りに追われて、この間からやっと作業を始めたばかり。それも朝夕の涼しい時間に。

 優先順が違うってー

 夫はとっくに諦めて放置していますが、木が可哀想でね。できるだけのことをしてやらなければ。
 ヒガンバナは、蔓に負けまいと精一杯背伸びしています。




 甘夏&レモンの木ー甘夏にレモンを接木しているので両方実がなります。

 少し鎌で刈ると


 何本もの蔓が絡み合って強力なロープになっています。これをね、短く切りながら引っ張るんです。たまにレモンの実が落ちたりしますが、少々は目をつぶって。

 手強いクズ
 布になるくらいですから繊維が丈夫


 花が咲いてないヘクソカズラ


 スズメウリ。
 かわいいですが容赦なく切ります。

 木ほど高くなったヨウシヤマゴボウにも、容赦なく絡みつきます。か、草は割と隙間から枝葉を伸ばしますから。



 アマチャヅル?


 しばらく蔓と綱引きすると、葉っぱが出てきます。


 正直なもので、日が当たり出すと2、3日で新芽が出てくるんです。それを見るとしんどくてもやらずにはいられません。いや、筋トレと思って進んでやっています。

 引き剥がされた蔓だって生きている。それはそうですが全体的にはわたしの負けですから。




 ね、こういうところでしっかりと蔓延っています。

 まだまだあります。ノブドウ、イシミカワ、白い小さなアサガオ。カラスウリには実が付いています。いちいち写真を撮っていられないのでこの辺で。

 よそ様の土地でも手入れしないとこんなのです。






 ヘクソカズラです。

 
 これ、全部同じ場所。なんに絡みついているのか全くわかりません。
 

 
 こちらはガガイモ


 とってもかわいい花で、大好きなんですけど、最近どこにでも見られるようになりました。けどここまで覆い尽くしているのは初めてみました。


 なんとかヒルガオ?

 
 よく伸びます。


 マルバルコウソウ

 
 アオツヅラフジ

 
 総じて蔓植物の実はかわいい。

 
 いやいや、可愛さに負けてはいけません。




 

 
 




コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ついにーウマノスズクサ!

2023-09-28 09:31:57 | 植物
ついに、ついに見つけました。ウマノスズクサ
 
 
 苦節8年
 
 それはないけど、似たツルを見るたびにウマノスズクサではないかと見つめ続けて8年。牧野植物園で咲いた花と葉っぱとを見て目に焼き付けて・・・
 


 去年は今治城の一般公開されてないエリアに入り込んで(もちろん許可は得ています)ツルは見つけたけど花が咲いてなくて・・・・
 
 なんと長い間さがしもとめたことでしょう。と、どうしても大げさになってしまいます。
 
 どうしてそんなに探していたかというと、
 
 8年前、うちの趣味のハウスの中でジャコウアゲハを見つけたからなのです。初めて見るチョウで、検索の結果ジャコウアゲハに違いないと思ったのですが、ガにもよく似たのがいると分かりました。ジャコウアゲハは、ウマノスズクサを食草としているということも分かりました。けれど、ウマノスズクサを近所で見たことがながったのです。これさえあれば、ジャコウアゲハと断定できます。
 
 そのウマノスズクサを、娘のお仲間と先生が確認したのです。じつはわたしもその探索に行くつもりでしたが、都合で行けず、娘に場所をきいて翌日出かけました。だって、早く行かないと花が終わってしまうでしょう?

 場所はすぐ分かりましたが



 
 この中から探せと?
 
 が、もっと草の少ない場所で見つけました。
 
 
 うわあ、花だ!
 あっちにもこっちにも
 
 

 
 荒々しいクズのツルなどと比べるとずいぶんひ弱そうです。よく似たヤマイモの仲間とくらべても優しげで、なんかどこかで見たような気がするんだけどなあ。
 


 娘達が行った日はジャコウアゲハもいたようです。
 
 
 
 なんと、交尾中。これは次世代が期待できます。
 
 ついでに娘から送られてきた画像

 
 
 裏がこんなんだけど、キアゲハよねえ?
 


 自信はないけど、多分キアゲハ。食草はセリ科だけど、他の植物も食べるとか。なら、ここにいてもおかしくはないです。
 それにしても、真っ黒なキアゲハなんて見たことない。ジャコウアゲハと同じくらい珍しかったです。
 追記 キアゲハの黒色型はいるそうです。
 
 それから多分、ウラギンシジミ
 

 
 もう一つとっても珍しいバッタ
 
 なんか、多様な昆虫や植物の宝庫。これからこの場所には目が離せません。
 
 わたしもキアゲハを見つけたのですが、飛び立つ寸前でぶれてしまいました。
  追記 ぶんぶんさんからナミアゲハのようだとコメントいただきました。そう言われてみれば、後翅に青がないのと模様がはっきりしているのとで、わたしもナミアゲハと判断しました。
 


 さて、うちからはかなり離れたこの場所。うちに飛んでくるにはとおすぎるので、どこか近くにも生えているのかもしれません。そこで、ツルが絡み合うこの場所に来てみました。
 
 
 
 ! クモの巣に黒いチョウが。

 
 肝心のお腹部分がもうないのでよく分かりませんが、羽の付け根に赤いのが見えますから、クロアゲハかも。
 
 追記 これもぶんぶんさんから
 尾状突起が見られないのでナガサキアゲハかもしれないと。その可能性はありますね。ただ蜘蛛の巣に引っかかっているので完全な姿とはいえません。この状態ではなんともいえないと言うことにしておきます。

 近くによく似た葉っぱがありました。ちゃん先生(わたしの植物の先生)に画像を送ってみてもらったところ、ヤマイモの仲間ではないかとの返事。


 残念、葉のつやが違うと思った。
 
 


 葉脈、葉柄部分の切れ込み、葉の形、やっぱり違います。今度は画像をメモに保存していますから、これと見比べながら、まだまだウマノスズクサ探しは続けます。
 
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お彼岸でしたね

2023-09-25 08:11:00 | 植物
 定番のおはぎは忙しくて作りませんでした。わたしは、自分で炊いたあんこが大好きなんですが、その時間がとれず。そのかわり、栗をいただいたので、栗ご飯を炊いてお供えしました。

 彼岸といえば
 ヒガンバナ
 9月7日に探した時はつぼみが二輪あっただけなのに、一週間後にはあちこちで花が咲きました。
 
 うちのレモン畑のお隣で。
 このあんばいだと、あの頃一輪くらいは咲いていたかもしれないのに。盲点でした。


 
 次の日は
 実家のそばの畦道で



 
 これ、この一輪の姿が見たかったの。

 
 ヒガンバナって花びらが絡み合ってややこしいでしょう?どうなっているのかよく見たかったんです。


 
 今年県展に出品するために、ヒガンバナを染めたのですが、残している写真は群生が見事だったものばかり。一輪を写した写真が一枚もありませんでした。今までにスケッチしていたのや、パソコンの画像を参考になんとか仕上げましたがー
 遅いのよ。今年に限ってお彼岸近くに咲きそろうなんて。去年は9月初めにせっかちさんが咲いていたのに。

 ヒガンバナって花が6個、放射状につくんですね。



 実も6個


  花びら6枚、オシベ6本、メシベ1本
 6づくしでした。
 
 20日になるともうこんなに咲いています。

 
 季節を違えずに律儀に咲く花です。


 もう一つお彼岸といえば
 シユウブンソウ

 たしか、桜三里の休憩所にあったよね、と思って探してみたのですが見つかりません。お墓参りのあとで、確実にあるはずの所へ行ってみました。
 




 ありました。地味な花ですね。

 むしろ周辺の植物が気になります。





 ミズヒキソウはうちにも咲いていますが、山影のは色鮮やかです。



 
 葉っぱのよく似た白い花が咲いていました。

 
 白花のミズヒキソウと、思ったのですが、花が違うみたい。
 タデ?


 これはイタドリの仲間だと思います。今頃どこででも見かけますが、花盛りで真っ白できれいでした。


 すぐ近くに赤花。ベニイタドリ?


 なんだか車が多いなと思ったら、お墓参りの人たちの車でした。

 夜、ヨウコ母からラインが。
 ヨウコが栗ご飯のおにぎりを食べて、
「栗が入ってない、ばあちゃんの味じゃない」とわあわあ言うので見たら、白いご飯のおにぎりを食べていたそうな。
 まだまだ気温が高くてご飯が腐りそうなので冷蔵庫に入れてたんです。実際、先日のきのこご飯は腐らせてしまったらしい。松茸入りだったのに 😢
 で、本当の栗ご飯のおにぎりを食べさせたら、美味しいと言って何個も食べたそうです。よかったよかった。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山の中オレンジの花

2023-09-02 21:11:00 | 植物
 山寺からの帰り、前方に何やらオレンジ色が見えたので車をとめました。



 雰囲気としてはヒオウギに似てるんだけど。
 スマホではこれが精一杯。


 やっぱりヒオウギですよね。

 
 でこれは誰かが植えたものなのでしょうか。どうみても、山林ともなんとも言えない薮。こんなところになぜヒオウギが?
 よく見ると、そのあたり一帯群生していました。


 わたしは今まで知らなかったのですが、ヒオウギって野生のものだそうですね。生花でよく使うので園芸種だとばかり思っていましたが、園芸種でよくみられるのはダルマヒオウギという、ずんぐりした品種だそうです。
 ヒオウギの群生ねぇ。もっと近くで見たかった。崖の上の方だったのです。
 
 それから
 時期は違いますが、これもぼつんと
 

 
 わたし、この花の名前を花のカタログで覚えたのですよ。だからずっと園芸種だとばかり思ってました。それが自然豊かな山際に咲いていたものだから、こんなところに誰が、不自然な、と思ったくらいです。


 それが
フシグロセンノウという山野草だと知ってから今度は心配に変わりました。あんなに目立つところにたった一本咲いていて、誰かに持って行かれないかしら。


 3年ぶりにきてみたら、まだ咲いていました。たった一輪だったのは時期がずれていたためか、株が小さくなっていたためかはわかりません。
 それから、これも鮮やかで目立つ花。ヤブカンゾウ。



 うちのヘメロカリスなんかよりよっぽどきれいと思うけど。いっそヤブカンゾウを植えたらよかった。


 うちのヘメロカリスは今年はとても貧相なものでした。日が当たりすぎるのでしょうか。

 おまけ
 オレンジの花ではないけれど、近くに咲いていたのでこれも載せます。

 ボタンクサギ



 満開になったらとても華やかですが、咲き始めは一段と色鮮やかで、わたしの好きな野草です。


 これがどうして園芸種として普及しないのかなあ。
 結構背が高くなるし、繁殖力旺盛だからかもしれません。

 

 
 こんなに離れたところから写しているのに、画面に入りきらないほど広がっていました。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青い花 2

2023-08-11 23:30:00 | 植物
青い花 第二弾
 うちに咲いている花です。
 春に種をもらった蝶豆。花が咲きました。鮮やかな青。これほど青い花が他にあるかしら。



 種をくれた人によると2階まで蔓が伸びるそうで、グリーンカーテンになることを期待したのですが、それは無理かな。わっさわっさとしげるよりは、細く上へ上へと伸びて行っています。

 花は豆にしてはシンプルでした。




 一見、トレニアに似ていると思ったのですが、




 横から見るとやはり豆の花でした。


 この蝶豆、今青いお茶として人気です。1日で萎んでしまうのですが、それを取ったらいいのかしら、それとも咲いているところを取って乾かすの?わからないので今のところ自然のままにしています。

 同じく涼やかな青色のツユクサ
 


 昼には萎んでしまいます。この黄色い蕊がなんともかわいい。


 ミッキーマウスの足のようでしょう?


 
 ツユクサとせめぎ合うように勢力を広げてきたマルバツユクサ。外来種です。ものすごい勢いで増えています。
 ツユクサは昔から農家には嫌われて引き抜かれてきましたが、さらにマルバツユクサの勢いに負けつつあります。



 花がー
 一度に2個咲くみたい。単純に考えて、ツユクサの2倍種ができるということですよね。さらにマルバツユクサは地中花と言って地面の下にも種ができます。繁殖旺盛のはずです。



 花の色は在来種よりやや薄い青。

 
 わたしはツユクサの色の方が方がすき。だからどうしても在来種のツユクサを応援してしまいます。
 
 そして、
 正確には青とは言えないけど、クロホオズキがまだ咲いていました。梅雨の頃にはこの花が清涼剤のように思えるのですが、
 


 今ではこんなになっています。


 名前通りの黒いほおずき。
 それにしても草が…

 







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青い花

2023-07-28 00:31:00 | 植物
 今年の暑さは一段と厳しい。何か涼しげな写真はないかと探してみました。

 ヒマラヤの青いケシ。


  
 もちろん自生ではなく栽培されたものです。
 皿ヶ嶺の麓に、風穴と呼ばれる、あたりの岩の割れ目から冷気の立ち上る場所があります。





 そこに、昔、養蚕のために利用していた、四角いむろが掘られていて、今は青いケシが植えられているのです。
 


 この日はあいにくの降ったり止んだりの天気。もう少し上まで歩いてみたかったのですが、いきなり大雨になって、大急ぎで車に乗り込みました。

 青い花二つ目
 へーべ ブルーなんとか
園芸種です。今年我が家の庭に仲間入り

 この、てっぺんの紫がかった葉っぱがなかなか面白い。

 
 初めは手のひらを合わせたように閉じています。

 それがパカっと開くと
花房が一対でてきます。それが伸びて花が開いて紫色になって



 真ん中にまた葉っぱができて

 そこが開くとまた花房が、今度は対角に出て来ます。


 そしてまた真ん中に葉っぱがでてきて…


 何段出てくるんでしょうね。桃太郎が両手を広げて出てくるみたいでかわいいんですけど。

 これも雨上がりに撮影。一雨欲しいです。

 最後に
 散歩道に置いてある水槽に水草が繁殖しています。


 ホテイアオイ


 とても綺麗な花です。


 けれど繁殖力が強くて問題になることも。ホテイアオイの花で池が薄紫になる場所があるのですが、それはそれはきれいです。でも、冬は汚いの。そしてこんなに、目の高さでは花は見られません。この小さな水槽を見つけてから、わたしはここで満足して、池には行かなくなりました。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする