カラタチの花がさいたよ
白い 白い 花がさいたよ (北原白秋作詞 山田耕筰作曲)
カラタチの花は歌のなかにはよく出てくるけれど、あまり実物を見たことがありません。 ところが今年我が家ではカラタチの花がこんなに!
カラタチは鋭いとげがあるので、外敵の侵入を防ぐ意味からよく垣根として植えられたとか。 昔はごく普通に見られる植物だったようです。 でも実は苦くてすっぱくて食用には適さないそうですし、時代に合わない植物になったのでしょうね。 で、そんな役にも立たないカラタチがなぜうちにあるかというと・・・・・・
カラタチの向こうに茂っている葉は、キンカンなんですよ。 このキンカン、年々木が弱ってくるのか、一部が枯れてきました。 そしてその後に伸びてきたのがとげとげの枝だったというわけです。 どうも、このキンカンは、カラタチの木に接ぎ木をしたものだったようです。
今1本の幹にキンカンとカラタチとの枝が同居しています。 去年までは花は咲かなかったと思うのですが、こんなにたくさん咲くということは、カラタチが勢力をのばしてきたということなのでしょうか。 キンカンの元気がないのが心配ではありますが、カラタチにまん丸でかわいい実がなるかもしれないと、ちょっと楽しみ~