ベトナム・カンボジアのおいしいところだけをちょこっとつまみ食い、お腹いっぱいにするよりもとにかくたくさん見て回ろうという、よくばり旅行の日記です。
ハロン湾は、海の中から大小様々な奇岩がにょきにょきと突きだし、その景観から海の桂林と呼ばれています。 1994年世界遺産に登録されました。
それにしても船の多いこと。 何か、映画の海戦のシーンを見るようです。
ダウゴー島と呼ばれる島。 これらの船がみんなここへ集まり、また出ていくのですから
船着き場は船に隠れて見えません。 で、並んで順序よく船を着けるのかと思いきや・・・・・
ブォ~、とひっきりなしに警笛を鳴らし、船をぶつけます。
危ないから中へ入るようにとの指示がありましたが、これを見ずにおられるものですか。
ぶつかったら人力で押して引き離す、そして隙間を作っては徐々に船着き場へと近づくのです。
ごり押ししたもの勝ち!?
と言うわけでもなさそうで、客を降ろして出る船と入る船とは、当たり前のようにぶつかっていました。
ぶつかった船の中が間近に見えます。 わたしたちの船も同じ作りです。 4~6人がけのテーブルがあって、船内で食事ができます。 お土産物販売や押しかけカメラマンによる撮影もあって、クルージング中なかなか忙しいのですよ。
30分以上かかったでしょうか。 やっと上陸です。
わたしの前には!
後ろを見ても!
人、人、人、人・・・・・・・・・・
みんなの目的は、ここにあるティエンクン洞。
わお!
わたしは日本でも龍河洞とか秋芳洞とかの鍾乳洞に入ったことがありますが、こんなに広々とした空間の鍾乳洞を見るのは初めてです。
天井からぶら下がる無数のシャンデリア。 下から突き上げる石筍。 その奇妙な造形に圧倒されます。 赤や青の光でライトアップされています。 これが幻想的って言うけど、わたしは自然光に近い光の方がいいなあ。 ちょっと不気味に見えません?
そしてこの中も、人、人、人・・・・
この写真は、最も広い場所ですが、そのほかの通ることを許された通路は、押すな押すなの人波なのでした。 ーつづくー