毎日暑いですね~。 ちょっと動いただけで汗がぽたぽた落ちてきます。 クーラーをつけないでうろうろしていると、毎日2回はシャワーを浴びなくてはなりません。 カンボジアの暑さがこんな感じでした。 タオルマフラーを首に巻き、したたり落ちる汗をふきながらの遺跡めぐり。
それでも元気で歩けたのは見るものすべてが興味深くおもしろかったせいでしょうか。
いよいよ遺跡めぐりですが、その前にー
カンボジアのシェムリアップでは、スーペリアクラスのホテルに2連泊。 スーペリアクラスとはいえ、設備もサービスもハロン湾の4つ星ホテルに勝るとも劣らない快適さでした。
カンボジアに着いたその夜は、機内で軽食を食べたにもかかわらず、ホテルのダイニングで夕食がでました。
ゾウの燭台がとてもかわいいテーブルに、 大きな銀の器に入った料理が運ばれてきました。いつもの通り、4,5人で分け合うのかと思いきや、一人に一つずつです。
事前にもらった行程表によると、クメール名物料理アモックということでした。
ウエイターが恭しく蓋を取ると、
真ん中のはココナッツカレー。
大きなチキンがゴロゴロ・・・・・ でも食べましたよ。 チキンを避けてね。 カレーと言ってもココナッツミルクの入ったまろやかな味でした。
そしてアモック(カレー味の白身魚のココナッツ蒸し)のというのは、左下のものと思われます。 一口サイズの練り製品のようなものが、バナナの皮に包まれていました。 ちょっと馴染みのない匂いがあるけど、これもおいしかったです。
カンボジア料理は、匂いが独特。 前に座ったご夫婦は、「薬膳みたいやなあ」といいながら食べていましたが、奥様はハーブの匂いが苦手のようでした。 どれもこれもレモングラスの匂いがしました。
薬膳と言えばデザートのブラックゼリー。
これこそ薬膳のような味がしましたね。 原材料はいったいなんなのでしょう。
翌朝の朝食は、やはりビュッフェスタイル。
きれいに盛りつけられた生野菜がおいしそうだけど、お腹のことを考えてがまんがまん。でも、食べてる人もいるということですよねえ。
フルーツミックスもおいしそうだけど、がまんがまん。
ホテルの前庭です。 ホテルは、エンプレスアンコール(だったと思う) 真ん中にどっしりと仏様が座り
スイレン、蓮などたくさんの種類の水生植物が植わっていました。
部屋に飾られていたこんな額
色は違いますが同じ花が咲いていました。 プルメリアですね。
清楚で美しい花です。 これはベトナムでも至るところに見られました。 レストランなどにもこれをモチーフにした額やレリーフが飾られており、日本のサクラと同じように愛されている花のように見受けられました。
スパイダーリリーの植え込み
あちこち庭を探検しているうちにすごいものに出会いましたよ。
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こ、この奇妙な花は?
ジャングルをさまよっていると、どこからかこの蔓がするすると伸びてきて、
いきなり鞭のようにしなったかと思うと
首に巻き付いてくるんですよ。
とげとげした蔓は皮膚に食い込んで離れません。
細い蔓は見かけよりもずっと力があって、抵抗してもずるずると引き寄せられー
丸いボールのようなつぼみのそばにまでつれてこられました。
すると、
真っ赤な口がぱかっと開き、またまたとげとげした舌がべろんと伸びて
あっという間に頭から飲み込まれてしまったのです。
というのは、ぜ~んぶウソですよ~
でもこの奇妙な花の形、あやしい蔓のくねり。 あるゲームのモンスターにマンイーターというのがありましたよね。 実際の大きさはレモンより小さいくらいです。
ホテルの中庭
左の2階建ての宿泊棟の入り口にはやはり仏様がいらっしゃって、右手はプールになっています。
と、ここまで探検したところで出発時間になってしまいました。 ーつづくー
「はるかなるアンコールワット ベトナムカンボジア2カ国の旅」 これがこのツアーの正式の名前なんですが、おもしろかったこと全部書いていたら、本当にアンコールワットははるか彼方。 なかなかたどり着けません。 すこし急がないとだめかしら。