ベトナム・カンボジアのおいしいところだけをちょこっとつまみ食い、お腹いっぱいにするよりもとにかくたくさん見て回ろうという、よくばり旅行の日記です。
鍾乳洞の次は、お楽しみ、船内で海鮮料理の昼食です。
かにの甲羅に詰め物。 日本で見かけるグラタンではありません。 多分魚介の練り製品、薩摩揚げのようなものです。 味も日本のとよく似ていました。
ベトナムではお正月など特別な日に食べるという、蓮の実入りのおこわ。 現地の人がめったに食べないというのに、ちょっと申し訳ないような気がしながら食べました。
チヌのような大きな魚にトマトや香草をかけて煮た(蒸した?)もの。 4人で取り分けて食べます。 細長い緑のものは多分レモングラスです。 食べてしまった串焼きもありますね。 これは海の幸ではなく牛肉でした。
他に冬瓜のスープや、蛤を香草と蒸したのや、セロリなどの野菜といかや海老とを炒めたものなど、どれもおいしかったです。
ハロン湾クルーズは、船中泊して2日かけて廻るものや、6時間のコースもあるということですが、われわれつまみ食いコースは3時間で終わり、次の目的地カンボジアへ飛ぶためにハノイの空港へと引き返します。
来るときは夜で見えなかった田園風景。
途中トイレ休憩を兼ねて道の駅へ寄りました。 ガイドさんは「道の駅」といういい方をしたのですが、実際はどうなんでしょう。 売店や軽食が食べられる施設のようでした。 観光客向けに趣のある造りをしていますね。
一方こちらは道ばたにずらっと並んだ現地の人向けのカフェ? なのかな。
どのお店も椰子の実やバナナを山積みにして、椅子を並べています。 似たような小屋が10くらいも並んでいて、それもあちこちで見かけました。
不思議なのは、これほどお店があっても、お客は一体どこから来るのか?というくらい人家のない寂しいところにあったりするのです。 どういう人をターゲットにしたお店だったんでしょう。
そして、これ!
ああ、通り過ぎてしまう! 左の方に見える白いもの、これを写したかったんです。 3回目くらいの挑戦でやっと端っこに納めることができました。
アヒルです。 すごい数のアヒルがいました。 あの卵を食べるのよねえ。
そうこうしているうちに夕方にはハノイの空港に到着、カンボジアへの飛行機に乗り込みました。
ハノイから、カンボジアのシェムリアップまでは約1時間半のフライトです。 なのに、軽い機内食が出ました。 始めには飲み物のサービスもあり、その間を縫ってカンボジアへの出入国カードも書かねばならず・・・・ ふう~、忙しかったです。
滑走路から見たシェムリアップ空港。 つまり空港の裏側。 ここでは搭乗ゲートではなくタラップから飛行機をおりて、地面を歩いて建物へ入ります。 ちょっとVIPのまねをして手でも振りたい気分。
小さな空港ですが、古風な建物が屋根が異国情緒をかきたてます。 後ろを向くと、いま乗ってきた飛行機の後ろに、ジャングルに沈む夕日が見えました。
いよいよ明日からは、憧れのアンコール遺跡群の観光です。 ーつづくー