プラスチックの桶のふちに変なかえるがとまっていました。
多分、普通のアマガエルです。
アマガエルは、環境によって皮膚の色を変えることができます。 灰色をしたアマガエルなどはよくみかけますが、こんな牛模様のは初めて見ました。
桶は、大きさの違うグレーのとクリーム色のとを重ねて置いていました。 もしかしたらこのかえる君、二つの桶の隙間で、どちらの色に変わったらいいのかわからなかったのかも
小学生でもいれば夏休みの自由研究になりそうなかえるでした。
これも自由研究にもってこいの、まだかえるになっていないおたまじゃくしですが、
色が白いのがわかりますか?
普通のオタマジャクシに比べると、こんなに白いです。
白いかえるは珍しいと聞いていますが、この田んぼにはたくさんの白いオタマジャクシがいたんですよ。 おそらくゼリー状の卵全部が白いオタマジャクシになったのではないでしょうか。
これこそ連れて帰って観察しようと思ったのですが、入れ物を忘れては「明日にしよう」とのばしのばししているうちに1匹もいなくなってしまいました。
アルビノ種の白いかえるは目立つため、外敵に狙われやすいとか。 ここのオタマジャクシもさぎに食べられてしまったのかもしれません。 無事に生き残っていれば、来年また白いオタマジャクシが見られるはずです。 それまで覚えているかどうか、わたしの記憶の方が危ないものです
ところで、変わったかえるではないのですが、わたしのブログの話題第1号となった「孤独なかえる」君(の1匹)。
先日、非業の最期をとげました。
なんと柿畑からでて道で車に轢かれてしまったのです。 わたしが見つけたときは、カワハギの皮の干物みたいにぺっちゃんこになっていました。
最近、毎晩聞こえていた牛のような鳴き声は聞こえません。 もうウシガエルは1匹もいなくなってしまったのでしょうか。 気になってタンクのそばに行ってみましたら、ぽちゃんと水の中に飛び込む音。
他にもまだかえるはいるようです。
が、これは今年生まれたかえるなのか、長年ここで暮らしているかえるなのか、いったい何匹のかえるがいるのか、他にもいるのならなぜそのかえるは鳴かないのかetc,etc. まだまだ謎の多いかえるです。