あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

雑草にまけないぞ魂

2018-09-09 17:49:32 | ガーデニング
 雑草魂ー この夏日本中を湧かせましたね。わたしも何年かぶりに高校野球のニュースに関心を持ちました。
 雑草って、ほめ言葉が多いですね。踏まれても抜かれてもしぶとく復活するそのたくましさを讃えられていますが、現実にはそのたくましさ故に嫌われることが多いです。わたしが花畑として使っている畑もー

 この4ヶ月間、いちど短く刈ったもののもちろん十分ではありませんで夏の終わりにはこの通りです。



 コルセットがはずれ、猛暑も少ししのぎやすくなってやっと雑草退治をはじめました。

 怪我をしたのが春の終わりでしたので、夏の花は全然植えていません。それでもこぼれ種でわずかに花が咲きました。だけど・・・・

 夫が除草剤をかけてしまったのです。田舎では雑草に対して不寛容、ひいては雑草をそのままにしている人間に対して不寛容です。でも、それぞれ事情があるのですから、隣接する田畑に迷惑をかけない限りそれは個人の自由、というのがわたしの考え。決して相容れない考えですね。

 その除草剤攻勢からも逃れて花が咲きました。



 わずかに残った3株。これは種が熟すまで大事に育てて、来年も芽が出るようにします。そして丈の高い雑草の中から



 わかりますか? もう一株、ひょろひょろのセンニチコウの苗が出てきたのです。なんとけなげな。

 雑草を抜いていくと、次々と小さな苗が現れました。



 多分これですね。



 フユシラズです。ほんのちょっと雑草の勢いが弱いと、抜け目なく成長しています。
 
 同じく


 マリーゴールドも、雑草のないところではこのとおり


 春にたくさん生えて喜んでいたほおずきも草に埋もれていましたが、取り除いてみると



 通常の大きさの五分の一くらいしかなさそうですが、


 ちゃんと中身がありました。これもこのまま土の上に置いて、来年発芽してくれるのをまちます。

 雑草魂と雑草に負けないぞ魂

 どちらも尊く見えてきました。それを要、不要と選別するのは人間の勝手だー昔、そんなことをおっしゃっていた校長先生のお顔が浮かびました。全く消息を聞きませんがお元気なのでしょうか。
  


コメント (4)
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